展覧会詳細
コープ・ヒンメルブラウ
ヴィラ・ローザ
1967 模型
400 x 680 x 680 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by Philippe Magnon
ピーター・クック(アーキグラム)
インスタント・シティ、縮尺1/200の連続立面
1969 シルクスクリーン
565 x 2200 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by Philippe Magnon
エックハルト・シュルツェ=フィーリッツ
空間都市(ラウムシュタット)
1959 模型
700 x 700 x 1350 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by Philippe Magnon
スーパースタジオ
建築のヒストグラム
1969-2000
43の部材からなるインスタレーション
1000 x 11400 x 4650 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by André Morin
ダニエル・リベスキンド
シティ・エッジ設計競技案、
敷地模型B
1987 模型
510 x 2700 x 1460 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by Olivier Martin-Gambier
R & Sie...(フランソワ・ロシュ&ステファニー・ラヴォー)
高潮 1.0(熱望)
1998 模型
195 x 845 x 645 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by Philippe Magnon
KOL / MAC(スーラン・コラタン&ウィリアム・マクドナルド)
Meta_HOM エストゥトヴィル2.0
2001 模型
130 x 365 x 310 mm
Collection FRAC Centre,
Orléans, France
Photo by Philippe Magnon
KOL / MAC(スーラン・コラタン&ウィリアム・マクドナルド)
"レジ=ライズ・スカイスクレイパー"
1999 Projection
©Kol Mac 2003
NOX
(ラルス・スパイブルーク)
ソフトオフィス
2000 CG
©NOX (Lars Spuybroek)
「アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005」は、フランス、オルレアン市のサントル地域現代芸術振興基金(FRAC Centre)のコレクションにポンピドゥー・センターの建築コレクションを合わせ、約90名の建築家、220のプロジェクトを、およそ500点の出品物で紹介する森美術館で最初の、そして日本でも最大級の建築展です。
「アーキラボ」は、フランスのオルレアン市で1991年から「ユートピアと実験」をテーマに毎年開催されてきた建築の国際会議の名称でもあり、この国際会議を通して収集された模型や素描の膨大なコレクションが、本展出品物の母体となっています。
展示は、4つのセクション (I.脈動する都市―実験室としての身体 / II. 終わりなき都市―膨張する環境 / III.解体される都市―新しいシンタックスの創造 / IV.文脈化する都市―新技術と共生の時代)と、14のサブセクションからなり、1950年代以後のユートピア的な建築、都市、アートのさまざまなアイデアと実験を多様な資料によってたどることができます。
本展では各時代の建築家たちが模索していた建築理論とその実践を紹介しながら、さらに最新のダイナミックな造形、そしてしなやかな建築の未来の可能性を描いていきます。
アーキラボ展を通じて、建築は私たちの生活により身近なものとして感じることができるはずです。また、ここからより豊かな都市と建築、そして人間の生活のあり方が見えてくることを期待しています。

キュレーター: マリー=アンジュ・ブレイエ(サントル地域現代芸術振興基金コレクション・ディレクター)、フレデリック・ミゲルー(ポンピドゥー・センター建築・デザイン部門チーフ・キュレーター)、南條史生(森美術館副館長)
会場構成: 隈 研吾

■出品作家

阿部仁史
ヴィト・アコンチ/ロバート・マングリアン
アクタル・アルキテクトゥーラ
安藤忠雄
ポール・アンドルー
青木 淳
アルシテクチュール・プランシプ(クロード・パラン&ポール・ヴィリリオ)
アーキズーム・アソチアーティ
アシンプトート(ハニ・ラシッド、リズ・アン・クチュール)
坂 茂
アンドレ・ブロック
ダニエル・ビュレン 
シャネアク
C.J. リム+スタジオ 8 アーキテクツ
ピーター・クック(アーキグラム)
コープ・ヒンメルブラウ
フランソワ・ダルグレ
ギー=エルネスト・ドゥボール
dECOi(ディコイ)
デコステール&ラーム
ニール・ディナーリ
ディラー+スコフィディオ
ピエール・デュ=ベセ & ドミニク・リヨン
DzO
ピーター・アイゼンマン
ダヴィッド=ジョルジュ・エメリック
遠藤秀平
EZCT
ディディエ・フィウツァ・ファウスティーノ
ヨナ・フリードマン
ヴィットーリオ・ジョルジーニ
ディヴィッド・グリーン(アーキグラム)
ザハ・ハディド
長谷川逸子
パスカル・ホイザーマン 
ハウス・ルッカーCo.
ハンス・ホライン
アイルフリート・フート&ギュンター・ドメニヒ
IaN+
磯崎 新
伊東豊雄
ジャコブ&マクファーレン
ジョーンズ・パートナーズ・アーキテクチュア(ウェス・ジョーンズ)
菊竹清訓
KOL / MACスタジオ(スラン・コラタン & ウィリアム・マクドナルド)
レム・コールハース
トム・コヴァッチ
隈 研吾
ダニエル・リベスキンド
アンティ・ロヴァーグ
槇 文彦
ゴードン・マッタ=クラーク
モーフォシス(トム・メイン、マイケル・ロトンディ)
エリック・オーウェン・モス
タエグ・ニシモト建築事務所
コンスタント・ニーウウェンハイス
NOX(ラルス・スパイブルーク)
オブジェクティル(ベルナール・カシュ、パトリック・ボーセ)
ONL [オーステルハイス_レナール]
ONYX
クロード・パラン
ペリフェリック
ドミニク・ペロー
ジャンニ・ペッテナ
ワルター・ピッヒラー
マルタン・パンシス
リカルド・ポロ
アーサー・クァームビー
R & Sie...(フランソワ・ロシュ & ステファニー・ラヴォー)
フランコ・ラッジ
ダグマル・リヒター・スタジオ(DR_D)
ミシェル・サイー
イオネル・シャイン
エックハルト・シュルツェ=フィーリッツ
妹島和世 + 西沢立衛 / SANAA
Servo
グラハム・スティーヴンス
アントワーヌ・スティンコ(Utopie)
スタジオ・ワークス/ジェームズ・タレル
スーパースタジオ
ピエール・ゼクリ
丹下健三
ベルナール・チュミ
UFO(ラーポ・ビナッツィ)
UNスタジオ(ベン・ファン = ベルケル & カロリーヌ・ボス)
渡辺 誠
ジェームズ・ワインズ & サイト
山下秀之
葉 祥栄

サントル地域現代芸術振興基金

1991年より「ユートピアと実験」をテーマに、1950年代から現在までの世界中の重要な建築模型及び資料を収集。また毎年、多数の建築関係者を世界中 から招聘し「archilab(アーキラボ)」の名称で、建築に関する国際会議を開催。所蔵する建築には、日本人の作品も多数。