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MAMコレクション004:未知の物語を想像する

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「MAMコレクション」とは?

日本を含むアジアの現代美術に焦点をあてた森美術館のコレクションは、現在、400点近くを数えます。「MAMコレクション」は、このコレクションを順次、多様なテーマに沿って紹介するシリーズです。ダイナミックな眺望とリビングルームのような空間で現代アートを楽しむ、美術館のモットー、「アート&ライフ」を体現したプログラムです。


現在、MAMコレクションは開催しておりません。



【次回展】

MAMコレクション005:リサイクル&ビルド



出展作家

岩崎貴宏(1975年広島県生まれ、在住)
宇治野宗輝(1964年東京生まれ、在住)
宮本隆司(1947年東京生まれ、在住)

戦後日本は、老朽化した建築や施設を壊し、最新技術を用いたものに置き換える、「スクラップ・アンド・ビルド」という方法で、発展を遂げてきました。10年単位という短いサイクルで都市を変化させるこの手法の裏には、技術信仰、経済優先、効率主義という「近代」的な思想がありますが、今日、その有効性は再検証されています。過去20年、建築のリノベーションが再注目されていることは、そのひとつの現われといえるでしょう。

本展は、今年のヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表作家として参加する岩崎貴宏、今年8月開催の「ヨコハマトリエンナーレ2017」に参加の宇治野宗輝、2012年紫綬褒章を受章した宮本隆司という、近年注目を集める日本人作家3人の作品を通じて、都市とリサイクルの関係に焦点をあてます。

ベニア板と中古家電製品の組み合わせにより、架空の都市が表現された宇治野のサウンド・スカルプチュア《ヴァーティカル・プライウッド・シティ》(2011年)、タオルや衣服の糸によるミニチュアの建築物が構築された岩崎の立体作品《Out of Disorder》(2007年)、拾い集めたダンボールで作られたホームレスの家を主題とした宮本の連作写真「ダンボールの家」(1994‐96年)。些細な日用品をリサイクルすることで作られたこれらの構造物は、カッコよさや時流、合理性からは外れたものかもしれませんが、独創性に溢れ、私たちが忘れてしまいがちなものを思い出させてくれることでしょう。

岩崎貴宏
《Out of Disorder》
2007年
バスタオル
サイズ可変
撮影:木奥惠三

概要

会期: 2017年7月5日(水)-10月23日(月)
会場: 森美術館
主催: 森美術館
企画: 近藤健一(森美術館キュレーター)

開館時間: 10:00-22:00(火曜日のみ、17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休

入館料: 一般1,000円、大学生500円
※表示料金に消費税込
※「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」、「MAMスクリーン006」展、「MAMリサーチ005」展と共通
※展望台 東京シティビュー、屋上 スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。
お問い合わせ: Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

作品

宇治野宗輝
《ヴァーティカル・プライウッド・シティ》
2011年
木、家電製品、ミクストメディア
サイズ可変
展示風景:宇治野宗輝「TRANSCRIBED」山本現代、2011年
撮影:木奥惠三

岩崎貴宏
《Out of Disorder》
2007年
バスタオル
サイズ可変
撮影:木奥惠三

岩崎貴宏
《Out of Disorder》
2007年
シャツ
サイズ可変
撮影:木奥惠三

宮本隆司
《ダンボールの家―東京 1994》
1994年
ゼラチン・シルバー・プリント
51×61 cm

宮本隆司
《ダンボールの家―東京 1996》
1996年
ゼラチン・シルバー・プリント
51×61 cm


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