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MAMプロジェクト 022:ヤコブ・キルケゴール 2014年9月20日(土)-2015年1月4日(日) 会場:六本木ヒルズ森タワー53階

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展覧会について

「MAMプロジェクト023」は、シドニーを中心に国際的に活躍するアーティスト、アガサ・ゴス=スネイプ(1980年シドニー生まれ、在住)を紹介します。ゴス=スネイプは、即興的なパフォーマンスを中心に、パワーポイントを使用したスライドショー、参加型のワークショップ、テキスト、視覚的なスコア(譜面、指示書)など、様々な手法を用いて作品を発表しています。日本初の個展となる本展では、森美術館のモットーである「アート&ライフ」から着想を得たインスタレーションと、そこから発展した一連のパフォーマンスで構成される、新作《オー・ウィンドウ》を発表します。
ゴス=スネイプは、作品名にある「ウィンドウ」(窓)を、美術館の内側にある「アート」と美術館の外側にある「ライフ」の二つの領域をつなぐ場所として捉え、実際には窓のない展示空間にいくつもの仮想的な「窓」を作り出しています。アーティストと美術館スタッフとの会話や、六本木ヒルズの中で彼女が発見したモノ、コトをモチーフとし、グラフィックや映像などから成り立つこれらの「窓」を覗くと、モノやコトの本来の役割や機能とは異なる、「アート」の文脈で捉えた新たな景色が立ち現われてくるでしょう。
会期中に行われるパフォーマンスは、美術館の中だけでなく六本木ヒルズ全体を舞台に展開されます。インスタレーションとパフォーマンスが呼応し合うことで、「窓」は少しずつその領域を広げていきます。
さらに今回のプロジェクトでゴス=スネイプは、他のアーティストとさまざまなコラボレーションを展開します。ギャラリー内に展示される映像作品の多くは、映像を中心にインスタレーションやパフォーマンス作品を制作する津田道子との協働によって制作されました。また、4月から5月にかけてゴス=スネイプが東京に長期滞在し実施する一連のパフォーマンスでも、他のアーティストとのコラボレーションが行われます。


会場: 森美術館
主催: 森美術館
助成: オーストラリア・カウンシル・フォー・ジ・アーツ、アジアリンク、アーツNSW
企画: 熊倉晴子(森美術館アシスタント・キュレーター)

開館時間: 10:00-22:00(火曜は17:00まで)
  ※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休

入館料: 一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳-中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
※表示料金に消費税込
※「N・S・ハルシャ展」、「MAMコレクション004」展、「MAMスクリーン005」展と共通
※本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可(屋上 スカイデッキを除く)
※森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。
※屋上 スカイデッキへは、別途追加料金がかかります。
お問い合わせ: Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

アガサ・ゴス=スネイプ
《まだら日光が領域を塗りつぶす》
(インスタレーション作品《オー・ウィンドウ》より)
2017年
デジタル・プリント、紙
30×21cm
画像提供:The Commercial Gallery, Sydney

アガサ・ゴス=スネイプ、津田道子
《幻のようなうねりをまつ》のための習作
2017年