展覧会概要

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日本美術の中には意外にも多くの「笑い」があります。本展は、土偶や埴輪などの考古遺物から20世紀初頭までの未紹介作品を含む絵画、木彫を展覧し、日本美術における「笑い」をユニークな視点で探る展覧会です。
“笑っているように見える”紀元前数千年の土偶や、明らかに「笑い」を表現した埴輪から本展は始まります。そしてユーモアを基調にした寒山拾得図に、20世紀の岸田劉生「麗子像」が対比されます。豊穣なストーリーが描かれた中世から近世の絵巻に続き、若冲、蕭白、蘆雪ら、近年注目が集まる18世紀京都の画家たちが表現した「笑い」の数々。白隠、円空、木喰など江戸庶民信仰の宗教者が「手段」として用いた「笑い」の造形も注目すべきものです。
建築家・千葉 学氏による展示ケースデザインで森美術館は日本美術の新たな魅力を伝える「笑い」に包まれます。

5つのセクションと主な作家

展覧会アドバイザー:小林 忠、山下裕二



展示作品 展示替えスケジュール
4月18日より展示予定だった長澤蘆雪「岩上猿・唐子遊図屏風」は都合により出品されません。ご了承ください。

「日本美術が笑う」展 柿木原政広氏によるアートディレクションがADC賞を受賞

森美術館で開催した「日本美術が笑う」展(2007年1月28日〜5月6日)のアートディレクションが、東京アートディレクターズクラブ(ADC)の2007年ADC賞を受賞しました。

ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)とは
1952年、広告関係者により結成され、現在トップクラスのアートディレクター84名により構成されています。ADC賞はこの会員が審査員となり、優れた広告・デザイン作品を選出する年次公募展です。今年度は、2006年5月から2007年4月までの一年間に国内で発表、使用、掲載された13,379点の応募の中から「日本美術が笑う」展のアートディレクションがADC賞を受賞しました。

受賞作品はクリエイションギャラリーG8にて展示中
2007 ADC展
2007年7月3日(火)〜7月27日(金)
クリエイションギャラリーG8
詳細はこちらから:http://rcc.recruit.co.jp/g8/index.html



伊藤若冲
《白象図》
1768年
紙本墨画
個人蔵

木喰
《玉津島大明神》
1807年
木彫
49 cm
河井寛次郎記念館