宇宙と芸術展

会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月・祝)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
主催:森美術館
企画:南條史生(森美術館館長)、椿 玲子(森美術館アソシエイト・キュレーター)

宇宙は、古来、人間にとって大いなる謎であり、また信仰と研究の対象でした。神話や宗教的な世界観の中で、しばしば宇宙は図式化されて描かれ、また宇宙を夢見た人間は、多くの物語を生み出してきました。日本最古の物語である『竹取物語』でも、月の住人であるかぐや姫と人間の交流が描かれていることは注目されるべきでしょう。
一方、宇宙空間への人類の進出は、今日すでに半世紀以上の歴史を持ち、その間に人類の月面着陸が達成されました。また地球軌道を周回する国際宇宙ステーションには6人の宇宙飛行士が常駐するまでになっています。そして近い将来には誰もが宇宙旅行に行ける時代になると期待されています。
本展では、「人は宇宙をどう見てきたか?」という問いに始まり、現代科学に基づく最新の宇宙像、さらには宇宙旅行や地球外生命の可能性などに眼を向け、宇宙観に関連する古今東西の名作、貴重な天文学資料、多次元的で不可思議な宇宙を表象する現代美術など多様な作品と資料を展示します。私たちがどこから来てどこへ向かうのか──本展を通して未来に向けての新たな宇宙観、人間観を提示することを試みます。

『竹取物語絵巻』(第三巻)
江戸時代前期
巻子
33×約1440cm
所蔵:國學院大學図書館、東京

ガリレオ・ガリレイ
『星界の報告』
1610年
書籍
出版:トマス・バリオー二
所蔵:金沢工業大学ライブラリーセンター

チームラボ
《憑依する滝、人工衛星の重力》
2014年
デジタルインスタレーション
展示風景:「ミッション[宇宙×芸術]―コスモロジーを超えて」東京都現代美術館、2014年
*参考作品