YOUTH PROGRAMS

まちと美術館のプログラム「アート・キャンプ for under 22 Vol. 2」

日本語のみ

森ビルと森美術館は、世界各地のアーティストとコラボレーションし、美術館や街のなかでさまざまなプログラムを実施してきました。2018年夏よりスタートした「アート・キャンプ」は、15歳から22歳の若い世代を対象とし、学校教育のような「教える」「教えられる」の関係とは異なる環境で、美術館やヒルズの街全体をキャンバスに、アーティストやキュレーターといっしょに「現代アート」について語りあうプログラムです。学校や家庭など身の回りで起こっていることと歴史上の出来事、現在世界で起こっている社会的、政治的、文化的な事象との関連性について対話を通して考えることで、現代アートの楽しさを体験します。

アート・キャンプVol. 2では、「アートとファッション」をテーマにプログラムを開催します。日々の生活のなかで、私たちは誰しもが服を身にまとうことで色や素材、形とのかかわりをもっています。また、社会における服がもつ機能性も重要な要素です。さらにファッションはアートと同様、その時代の社会や政治、テクノロジーの発達などさまざまなことを表現しているといえます。このふたつのかかわりについて考えます。

申込期間

2019年1月15日（火）～2月4日（火）
第3回のみ：2019年1月15日（火）～3月8日（金）※ただし、全日程参加者の申し込みが多数の場合はこれよりも前に締め切ります。

抽選結果

当選した方にはメールにてご連絡します。

対象

15歳～22歳

お申し込み

全4回のプログラムとなりますが、第3回のワークショップのみの参加も可能です。
※第3回のお申し込みはこちら

日時

第1回 イントロダクション「美術館と出会う：現代アートって何？」

2019年2月9日（土）11:00～18:00　※途中休憩有
前半：ディスカッション「現代アートって何？」
  11:00～13:00（受付開始 10:30）
  ※昼食付 ※前半終了後、後半開始まで自由休憩
後半：「六本木クロッシング2019展」トークセッション「アーティストをつないでみる」
  15:00～18:00（受付開始 14:30）

本プログラムの前半では、イントロダクションとして、現代アートの歴史から現在の作品まで、どんなアート作品があるかを紹介しながら、参加者のみなさんとディスカッション形式で「現代アートとは何か？」を考えます。後半は、森美術館で開催中の「六本木クロッシング2019展」のラーニング・プログラムに一般の方と一緒に参加し、アーティストや各分野の専門家の話を直接聞きます。

出演

前半：白木栄世（森美術館アソシエイト・ラーニング・キュレーター）
後半：森永邦彦（アンリアレイジ）、蘆田裕史（京都精華大学専任講師 、ファッション研究)、椿玲子（森美術館キュレーター）、ほか

会場

森美術館オーディトリアム

第2回 トーク「キュレーターと出会う：教えて！ アートとファッションの関係」

2019年2月16日（土）10:00～12:30　（受付開始 9:45） ※昼食付
アンリアレイジやCOSMIC WONDERの主宰者である前田征紀が参加している「六本木クロッシング2019展」を企画したキュレーターのひとり、椿玲子といっしょに展覧会を鑑賞。その後、ファッションとアートのつながりについて参加者とディスカッション形式で考えます。

出演

椿 玲子（森美術館キュレーター）

会場

森美術館展示室内、PARK6（六本木ヒルズ森タワー6階）

第3回ワークショップ「アーティストと出会う：監視するファッション」

2019年3月9日（土）10:00～18:00（受付開始 9:45） ※昼食付
2019年3月10日（日）13:30～18:30（受付開始 13:00）

美術館では、作品や鑑賞者の安全を守るために監視員が展示室内で働いています。彼らがもし、街のなかで監視業務を行うとしたら、どんなユニフォームを着るべきでしょうか？ 本プログラムでは、ファッションとアートをテーマに世界各地でプロジェクトを行い、作品を発表しているアーティストの西尾美也を迎えます。参加者がアーティストとのディスカッションをとおして自ら考える「監視する衣服」をデザインし、実際に手を動かして制作も行う2日間のワークショップを六本木ヒルズを舞台に開催します。

出演

西尾美也（アーティスト）

会場

六本木ヒルズ内、森美術館

第4回

2019年4月頃
※第1～3回までの全プログラムに参加された方を対象に開催予定。詳細は後日該当者にご案内します。