2009年11月26日(木)

デザイナーの吉岡徳仁氏がゲスト出演

世界的に注目されるデザイナーの吉岡徳仁氏。企業とのコラボレーションを数多く手掛ける氏のデザイン術とはどのようなものか。今回は吉岡氏をゲストに迎えたMAMC「法人メンバー」限定イベントの様子をご紹介します。

MAMC「法人メンバー」とは?
MAMC「法人メンバー」は、日本の新しい芸術文化活動への一助を担い、森美術館とコラボレーションしながら、より多くの人々がアートに触れ、楽しむ機会を創出する――という目的を掲げて活動しています。

森美術館では年に一度、この法人メンバーである各企業の代表者に、美術館の活動を紹介するとともに、メンバー間の交流を図っていただくためのCEO交流会(ランチョンの会)を開催しています。今年は2009年10月30日(金)に吉岡徳仁氏をゲストに迎え、館長の南條史生と対談していただきました。

吉岡徳仁氏のデザイン術
この日は会場に「企業の魅力を高めるデザイン」に関心のある経営者が多く集まりました。雲や風、香りなど、感覚的なもののデザイン化を試みる吉岡氏は、近年手掛けたプロジェクトを例に、「新しいものを生み出すには、新しい『切り口』が必要」と、一つひとつの作品にかける想いと、それらのデザインがどのように生み出されたのかを、映像を交えながら解説。会場のメンバーは熱心に耳を傾けていました。

吉岡徳仁氏の作品は、2010年7月24日(土)から森美術館で開催する「ネイチャー・センス展:日本の自然知覚力を考える」で展示します。壮大なインスタレーション空間のなかに私たちを招き入れ、自然現象や自然環境に対する原初的な知覚力を喚起してくださる予定です。どんな空間が登場するのか、ぜひご期待ください。

<関連リンク>
・「ネイチャー・センス展:日本の自然知覚力を考える」
http://www.mori.art.museum/jp/exhibition/index.html
会期:2010年7月24日(土)~11月7日(日)

・メンバーシップ・プログラムMAMC(メンバー募集中)
http://www.mori.art.museum/jp/mamc/07.html

カテゴリー:03.活動レポート
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