展覧会概要

人々の心をとらえ、時代を映し出しだす色彩。それらは、今も昔も私たちの生活に豊かな彩りを与えつづけています。本展は17世紀から現在までに色彩が果たしてきた役割を、京都服飾文化財団(KCI)の収蔵品を中心に、総計87点の衣装から読み解いていきます。気鋭のファッション・デザイナー、ヴィクター&ロルフによる5つの色別に分けられた会場構成と彼らのコレクション映像が織りなす色彩世界。会場一杯に広がる「色」の力が私たちを魅了します。
「COLORSファッションと色彩:VIKTOR&ROLF&KCI」は京都服飾文化研究財団(KCI)との共同開催で、京都国立近代美術館に続き、森美術館で開催いたします。
「COLORS ファッションと色彩」展会場風景
マルチカラーの部屋
写真:畠山直哉
写真提供:京都服飾文化研究財団
ヴィクター&ロルフ
ジャケット 2002年春夏
所蔵:京都服飾文化研究財団
写真:畠山崇
写真提供:京都服飾文化研究財団
作家不詳(イギリス)
マンチュア 1740-50年代
所蔵:京都服飾文化研究財団
写真:畠山崇
写真提供:京都服飾文化研究財団