《壮麗な輝き》
1997年
オリジナル・インスタレーションからの静止画
Courtesy: Studio Lee Bul
Photo: Robert Puglisi.

《壮麗な輝き》は、1997年にニューヨーク近代美術館の「プロジェクト」シリーズに出品されました。生魚に派手な装飾を施した作品はギャラリー中に異臭を放ち、展覧会開幕直後に撤去されます。装飾を通して美しさの概念を問いつつ、徐々に腐敗していく時間の要素を作品に取り込んだ結果が、世界の近現代美術を定義してきた美術館に拒絶されたことは極めて象徴的でした。