YOUTH PROGRAMS

「ティーンズ・プログラム」などのディスカッションプログラム、ワークショップなど

まちと美術館のプログラム
「アート・キャンプ for under 22 Vol.11 IN/BETWEEN:美術館をつなぐ」(全4日)

日本語のみ

2021年、コロナ禍に始まった森美術館と坂本善三美術館(熊本県小国町)との連携プログラム。3年目を迎えた今年、1回目は、森美術館の展覧会「ワールド・クラスルーム」をオンラインで鑑賞。2回目は、「おぐに美術部」(*1) の中学生メンバー企画による坂本善三美術館の展覧会「コレクション・リーディングvol.7 おぐに美術部と作る善三展『好きなものを好きって言う』with 森美術館」(*2)の企画背景について話を聞き、3回目は、現地で開催されるラーニング・プログラムをオンラインで体験します。双方の美術館における自館のコレクションを使った展覧会をとおして、アーティストや美術館スタッフと出会い、自分の言葉でアートについて語ります。アート鑑賞をとおして「他者を知ること」を目的とした、全4日間のプログラムです。

*1 坂本善三美術館が中心になり、熊本県小国町の中学校で美術部がなくなったことを受けて2021年4月からスタートした「地域の美術部」。隣り合う2つの町の中高生からなる美術部のメンバーが主体となって美術館スタッフと活動を展開する。森ビル・森美術館では、2021年5月からまちと美術館のプログラムとして森美術館のラーニング・プログラム「アート・キャンプ」参加者とおぐに美術部との地域を越えた交流を継続している。
*2 会期:2023年7月22日(土)~11月26日(日)予定

坂本善三美術館公式サイトはこちら
「アート・キャンプ for under 22 Vol.6 IN/BETWEEN:美術館をつなぐ」(全4回)はこちら

「アート・キャンプ for under 22 Vol.9 IN/BETWEEN:美術館をつなぐ」(全4日)はこちら

「アート・キャンプ for under 22 Vol. 6 IN/BETWEEN:美術館をつなぐ」第3回「アーティストと一緒に小国町の地域の人たちと出会う」(2021年6月)
撮影:田山達之

「アート・キャンプ for under 22 Vol. 6 IN/BETWEEN:美術館をつなぐ」第3回「アーティストと一緒に小国町の地域の人たちと出会う」(2021年6月)
撮影:田山達之

対象
13歳~22歳
申込期間
2023年5月26日(金)~6月26日(月)17:00
日時
・6月27日(火)16:30~18:00
・7月18日(火)16:30~18:00
・7月22日(土) 14:00~15:30
・8月1日(火)10:30~12:00
※全4回のプログラムです
※全日程にご参加ください
出演
山田 毅(美術家、只本屋代表)、山下弘子(坂本善三美術館学芸員)、白木栄世(森美術館アソシエイト・ラーニング・キュレーター)

・保護者同伴は原則不要ですが、「Zoom」の操作になれていない場合は、保護者の方も同伴をお願いいたします。
・本プログラムではWEB会議システム「Zoom」を使用します。事前に「Zoom」をインストールしたパソコンまたはタブレットをご用意のうえ、ご参加をお願いいたします。
・参加者には視聴用リンクをお知らせします。視聴用リンクは、ご自身専用のものとなりますので、第三者への共有はご遠慮ください。
・接続のテストは、下記Zoom社のサイトで確認できます。事前に音が聞こえるか等ご確認をお願いいたします。
https://zoom.us/test
・「Zoom」の利用方法はこちらをご覧ください。

お願い

・参加される方の反応がわかるとプログラムを進行しやすくなりますので、できる限りカメラをオンの設定でご参加をお願いします。
・プライバシー保護のため、「Zoom」の表示名は本名やフルネームではなく、お名前のみ、もしくはあだ名などへご変更ください。プログラム参加中も表示名を変更可能です。
・プログラム中の映像・静止画を記録し、森ビル株式会社、森美術館、小国町立坂本善三美術館が運営する公式サイト、SNS、その他広報媒体等に掲載する可能性がございます。映像・静止画の記録を避けたい場合はカメラをオフの設定でご参加をお願いします。
・セッション中に許可があった場合を除いて、参加されている方の録音、録画、撮影などセッション内容を記録することはご遠慮ください。
・迷惑行為が発覚した場合にはご退席いただく可能性があります。


山田 毅

美術家/蒐集家、只本屋代表、副産物産店。
1981年 東京生まれ。映像表現から始まり、舞台やインスタレーションといった空間表現に移行し、ナラテイブ(物語)を空間言語化する方法を模索、脚本演出舞台制作などを通して研究・制作を行う。2015年より京都市東山区にてフリーペーパーの専門店「只本屋」を立ち上げ、京都市の伏見エリアや島根県浜田市などで活動を広げる。2017年に矢津吉隆とともに副産物産店のプロジェクトを開始。2019年春より京都市内の市営住宅にて「市営住宅第32棟美術室」を開設。現在、作品制作の傍ら様々な場作りに関わる。

只本屋:只本屋は、京都のフリーペーパーの専門店です。関西のフリーペーパー制作者たちのネットワーク、および文化を盛り上げるためにプロジェクトを開始しました。
※「フリーペーパー」とは、無料で納入される用紙を意味します。会社によって作成される場合もあれば、普通の人によって作成される場合もあります。

副産物産店:京都に数多く存在するアーティストのアトリエ。そのアトリエの一室で、日々、制作される美術作品。アトリエには作品と共に、それを制作する過程で生まれた作品の「副産物」といえるものがたくさんある。「副産物産店」はそんな普段は見向きもされない物たちに着目し、作品の副産物だけを集めたお店です。

山田 毅

山下弘子

熊本県小国町の坂本善三美術館学芸員。
坂本善三を様々なテーマで紹介する展覧会や、小国町内各所を舞台にした現代美術展を手掛ける。近年では、同館のコレクションを異ジャンルとのコラボレーションで再解釈する展覧会シリーズ「コレクション・リーディング」を毎年開催し、住民を巻き込んだ展覧会づくりを行っている。また、学校と連携した鑑賞体験教室を2002年から継続し、現在では、小学校1年から中学校1年までの7年間、小国町内の全児童生徒が毎年美術館に通う事業となっている。ほかにも、子どもたちの想像力を育むことを目指す小学生向けの「ZENZOアートクラブ」や、中高生向けの地域部活「おぐに美術部」など教育普及活動も数多く展開している。

山下弘子

Photo: kai kawazu

坂本善三美術館・おぐに美術部

坂本善三美術館は1997年に熊本県小国町の町立美術館として開館しました。同町は人口約6700人の小さな町で、郷土出身の画家坂本善三は「善三先生」と呼ばれ親しまれています。美術館の建物は、明治5年築の古民家を移築したもので、展示室も含めて全館畳敷きの靴を脱いで上がる美術館です。周囲は田んぼや杉山に囲まれ、善三先生の愛した小国の風土を丸ごと味わうことができます。
そんな坂本善三美術館が主催する「おぐに美術部」は、地域の中学校に美術部がないことを受けて2021年に創設。地域の中高生を対象に週2回活動しています。主な活動内容は、「美術の実技」「アートプロジェクト」「デジタル技術」の3本柱。地域の大人とかかわりながら様々な活動を行っています。

写真提供:坂本善三美術館
写真提供:坂本善三美術館

「アート・キャンプ」について

森ビルと森美術館は、世界各地のアーティストとコラボレーションし、美術館や街のなかでさまざまなプログラムを実施してきました。2018年夏よりスタートした「アート・キャンプ」は、若い世代を対象とし、学校教育のような「教える」「教えられる」の関係とは異なる環境で、森美術館や六本木ヒルズの街全体をキャンバスに、アーティストやキュレーター、アートの専門家といっしょに「現代アート」について語りあうプログラムです。学校や家庭など身の回りで起こっていることと歴史上の出来事、現在世界で起こっている社会的、政治的、文化的な事象との関連性について対話を通して考えることで、現代アートの楽しさを体験します。


主催
森ビル株式会社、森美術館、坂本善三美術館

お申し込みについて

  • 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • お申し込み後は、当館より受付完了のメールをお送りいたします。メールが届かない場合は、お申し込みが登録されていない場合がありますので、お問い合わせください。
  • 1名のお申し込みにつき、1個のメールアドレスが必要です。

個人情報の扱いに関して

  • 当ウェブサイトで取得いたしますお客様の個人情報は、当社のプライバシーポリシーにもとづき利用させていただきます。
  • お申し込みページではSSL暗号化通信によりお客様の情報を保護しております。
  • お申し込みの方には、森美術館の最新情報を紹介する「森美術館メールマガジン」を送信させていただきます。
申込期間
2023.5.26(金) ~ 6.26(月)
会場
Zoomを使ってのオンライン・プログラムとして実施します。
定員
30名(要予約)
料金
無料
お問い合わせ
森美術館 ラーニング担当
メールでのお問い合わせ
カテゴリー
コミュニティ
ユース
展覧会関連
対象
中高生
大学生
タグ
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