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見どころ


写真:《プロジェクト・繕う(つくろう)》

《プロジェクト・繕う(つくろう)》
2009年
展示風景:ロンバード=フレイド・プロジェクツ、ニューヨーク、2009年
撮影:Anita Kan

1. リー・ミンウェイのプロジェクトを総覧できる初の大規模な個展

リー・ミンウェイは1990年代後半から国際的に注目を浴び、ホイットニー美術館(1998年)、ニューヨーク近代美術館(2003年)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(2004年)などでの個別プロジェクトから、第5回アジア・パシフィック・トリエンナーレ(1999年)、第50回ヴェネチア・ビエンナーレ台湾館(2003年)、第10回リヨン・ビエンナーレ(2009年)、第18回シドニー・ビエンナーレ(2012年)といった国際展まで多様な展覧会に参加してきました。日本でも東京都現代美術館「ギフト・オブ・ホープ」展(2000-2001年)、森美術館「秘すれば花」展(2004年)で紹介されたほか、資生堂ギャラリー(2012年)、堂島ビエンナーレ(2013年)などでも近作を見せています。本展は、リー・ミンウェイの過去20年間の代表作を網羅する、これまでにない規模での美術館回顧展となります。

写真:《ひろがる花園》

《ひろがる花園》
2009年
展示風景:第10回リヨン・ビエンナーレ、フランス、2009年
エイミー&レオ・シー氏蔵
撮影:Blaise Adilon

2. さまざまなタイプの「参加型」アートを体験

リー・ミンウェイの参加型作品は、ギャラリー内で誰もが参加できるもの、事前に申し込んで参加するもの、抽選に当たった人だけが体験できるもの、アーティストに代わってお客様をお迎えするホスト役となるもの、また全くの偶然で参加できるものなど、さまざまなタイプのものがあります。展覧会場でもらった花を帰り道に知らない人に渡す、思い出の布をエピソードを添えて展示する、言えなかった言葉を手紙にする、砂絵の上をあえて歩きイメージを崩すなど、アーティストが用意する多様な枠組みに観客の皆さんが参加することで、作品は活き活きとした輝きを見せていきます。展覧会はまるで生きているかのように、107日間、変わり続けます。

写真:白隠

白隠
《無字》
江戸時代中期
掛幅 紙本墨画
39.5 × 38.5 cm
所蔵:久松真一記念館、岐阜

写真:《ベジタブル・ウェポン―芋煮/福島》

小沢 剛
《ベジタブル・ウェポン―芋煮/福島》
2012年
タイプCプリント
36.5 × 28.6 cm
Courtesy: MISA SHIN GALLERY, Tokyo

3. 個展でありながら、作品の文脈を読み解くために、他のアーティストの作品も併せて展示

本展はリー・ミンウェイの個展ですが、同時に、彼の制作活動において大変重要なキーワードである「関係性」や「つながり」を再考するテーマ展とも言えます。リーの実践の背景にある歴史的、社会的、文化的な文脈を読み解く試みとして、白隠、鈴木大拙、ジョン・ケージ、イヴ・クライン、李禹煥、アラン・カプロー、リクリット・ティラヴァニ、小沢剛、田中功起など他のアーティストの作品や歴史的な作品も「参照作品」として併せて展示します。

11名の作家、宗教家、思想家

ジョン・ケージ
白隠
アラン・カプロー
イヴ・クライン
田中功起
今北洪川
久松真一
鈴木大拙
リクリット・ティラバニ
小沢 剛
李禹煥

写真:《プロジェクト・手紙をつづる》

《プロジェクト・手紙をつづる》
1998年
展示風景:シカゴ・カルチュラル・センター、2007年
撮影:Anita Kan

4. リー・ミンウェイ本人が、各プロジェクトをビデオ解説

リー・ミンウェイの作品は、作家本人の個人的な体験や記憶から生まれてきたものも少なくありません。本展ではこうした作品背景について、リー・ミンウェイ本人がビデオ映像で解説します。* 彼の穏やかな人柄が伝わる映像も併せてお楽しみください。
*すべての作品ではありません