• 森美術館トップページ
  • ENGLISH

MAMスクリーン005:丹羽良徳 映像集

  • top
  • MAMコレクション
  • MAMスクリーン
  • MAMリサーチ
  • MAMプロジェクト

「MAMスクリーン」とは?

1960年代に始まったビデオ・アートは、映像技術の革新にともなって飛躍的な発展をとげてきました。複数のメディアを融合させた映像インスタレーションも増えているなか、「MAMスクリーン」では、世界各地のシングル・チャンネル映像作品を会期中毎日上映します。映像作品を集中してじっくり鑑賞いただけるプログラムです。


現在、MAMスクリーンは開催しておりません。



【次回展】

MAMスクリーン006:カミーユ・アンロ



カミーユ・アンロは、映像作品《偉大なる疲労》で、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2013年)で銀獅子賞を受賞したことで国際的に知られるようになりました。近年ではニューミュージアム(ニューヨーク、2014年)、フォンダツィオーネ・メモ(ローマ、2016年)、クンストハレ・ウィーン(ウィーン、2017年)での個展を始め、世界各地の展覧会に参加し、注目を集めています。さらに今年の秋にはパリのパレ・ド・トーキョー全館を使った大型個展を予定しています。

アンロの制作手法は、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなど多岐に渡っています。彼女は人類学、文学、博物学など幅広い分野からインスピレーションを受けており、知識が記録される方法、さらには知識が様々な文化を通じて変容する様子について、ユニークな見解を提示します。彼女がこのようなテーマを探究する背景には、「デジタル」の隆盛が、自然界から精神世界に至るまで、すべてのものと私たちの関係性を変貌させたことへの気付きがあるといえます。

初期の2作品《メタウルフ》(2002)と《死にゆく生きた女》(2005)では、既存のSF映画やホラー映画が作家の落書きによって浸食されることで、それらの典型的な筋書きを巧妙に覆しています。《アートの自然史》(2009)では、自然史の持つ人類学的観点で温室の植物と展示準備を行う美術施行業者などを同等に捉えようとしています。また《ポリフィルス狂恋夢/夢における愛の戦い》(2011)では、聖地巡礼、抗不安薬の生産、蛇の毒の抽出など恐怖に対処する人間の様々な手法を集めて見せています。さらに東洋、西洋を問わず、死を招くものであり、時には護ってくれるという両義的なシンボルである蛇が何度も登場します。蛇が人間の知恵や想像力の生みの親として登場することで、本作は鑑賞者に文化的な神話と恐れの関係性について考えさせるのです。

本展では、アンロが2002年から2011年までに制作した短編映像9本を一挙に紹介、約1時間のプログラムとして上映します。記憶、映画、文化的対話に関する前提自体に疑問を投げかけ、鑑賞者が世界を理解するための常識について再考するように仕向ける作品群は、私たちに新しいものの見方を提示してくれるでしょう。

カミーユ・アンロ
《ポリフィルス狂恋夢/夢における愛の戦い》
2011年
ビデオ
11分40秒
Production: Maharaja Films; With the support of Centre Pompidou, Musée national d'art moderne; Centre national des arts plastiques and the Mairie de Paris - Département de l'Art dans la ville
Courtesy: kamel mennour, Paris/London; Centre Pompidou, Paris
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874

概要

会期: 2017年7月5日(水)-10月23日(月)
会場: 森美術館
主催: 森美術館
助成: フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
企画: 椿 玲子(森美術館アソシエイト・キュレーター)

開館時間: 10:00-22:00(火曜日のみ、17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休

入館料: 一般1,000円、大学生500円
※表示料金に消費税込
※「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」、「MAMコレクション005」展、「MAMリサーチ005」展と共通
※展望台 東京シティビュー、屋上 スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。
お問い合わせ: Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

「MAMスクリーン006」の上映について

当プログラムは約55分で、下記の時間より上映を開始いたします。
10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00、18:00、19:00、20:00、21:00
(火曜日 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00)


企画展・プログラム等実施のため、下記日時は「MAMスクリーン006」をご覧いただけません。あらかじめご了承ください。
※日時が追加される場合もあります。ご留意ください。

7/5(水) 17:00-閉館まで
7/9(日) 11:00-20:00
7/10(月) 17:00-閉館まで
7/21(金) 17:00-21:00
7/29(土) 12:00-18:00
8/7(月) 10:00-16:00
8/10(木) 12:00-18:00
8/11(金) 11:00-18:00
8/12(土) 10:00-16:00
8/17(木) 10:00-18:00
8/18(金) 10:00-18:00
9/4(月) 16:00-18:00
9/16(土) 11:00-19:00
10/6(金) 12:00-14:00

作品

カミーユ・アンロ
《メタウルフ》
2002年
ビデオ
アニメーション、フイルムにスクラッチ
2分39秒
音楽:Octet
Courtesy: kamel mennour, Paris/London
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874

カミーユ・アンロ
《メタウルフ》
2002年
ビデオ
アニメーション、フイルムにスクラッチ
2分39秒
音楽:Octet
Courtesy: kamel mennour, Paris/London
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874

カミーユ・アンロ
《死にゆく生きた女》
2005年
ビデオ
アニメーション、フイルムにスクラッチ
6分15秒
音楽:Benjamin Morando
Courtesy: kamel mennour, Paris/London
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874

カミーユ・アンロ
《死にゆく生きた女》
2005年
ビデオ
アニメーション、フイルムにスクラッチ
6分15秒
音楽:Benjamin Morando
Courtesy: kamel mennour, Paris/London
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874

カミーユ・アンロ
《ポリフィルス狂恋夢/夢における愛の戦い》
2011年
ビデオ
11分40秒
Production: Maharaja Films; With the support of Centre Pompidou, Musée national d'art moderne; Centre national des arts plastiques and the Mairie de Paris - Département de l'Art dans la ville
Courtesy: kamel mennour, Paris/London
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874

カミーユ・アンロ
《ポリフィルス狂恋夢/夢における愛の戦い》
2011年
ビデオ
11分40秒
Production: Maharaja Films; With the support of Centre Pompidou, Musée national d'art moderne; Centre national des arts plastiques and the Mairie de Paris - Département de l'Art dans la ville
Courtesy: kamel mennour, Paris/London; Centre Pompidou, Paris
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
G0874


写真撮影に関する注意事項

森美術館「MAMスクリーン006:カミーユ・アンロ」では、写真および動画の撮影はできません。


過去のMAMスクリーン