2014年11月26日(水)

「リー・ミンウェイとその関係展」つながるプロジェクト
展覧会で撮影した写真や体験したエピソードを募集中!

森美術館公式Facebookページでは、「リー・ミンウェイとその関係展」にまつわる写真やテキストを募集しています。会場にて撮影したお気に入りの写真、体験したエピソード、感想など、140~280字程度のテキストとともに、各記事の「コメントする」に投稿してください。

なお、お寄せいただいた写真、エピソードは、森美術館ウェブサイト、公式ブログにて紹介する場合があります。その際、個人情報が特定される氏名は掲載しません。

■《プロジェクト・繕う(つくろう)》


《プロジェクト・繕う(つくろう)》
2009/2014年
展示風景:「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」(2014年9月20日~2015年1月4日)、森美術館、東京
撮影:吉次史成

観客が持ち込んだ衣類や布を、アーティストやホストが繕う。その間に観客とホストの間でコミュニケーションが交わされます。繕った衣類は、壁面に取り付けられたコーン巻きの糸と繋げられ、空間はカラフルなつながりのダイナミズムを生み出します。

■《ひろがる花園》


《ひろがる花園》
2009/2014年
花崗岩、生花
インタラクティブ・インスタレーション
1200×134×60 cm
展示風景:「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」(2014年9月20日~2015年1月4日)、森美術館、東京
撮影:吉次史成
画像提供:森美術館、東京

観客は展示されている花を持ち帰ることができます。ただし、2つの行動を約束していただきます。
1. ここに来たときと違う帰り道を通る。
2. その途中で会った誰か知らない人に、花を贈り物としてわたす。
この行為は、あなたと贈り物を受け取る人の双方に変化をもたらします。このプロジェクトによって生まれる見知らぬ人との予期せぬ出会いは、森美術館を出発点として、街中に「花園」をひろげてゆくことでしょう。

■《プロジェクト・リビングルーム》


《プロジェクト・リビングルーム》
2000/2014年
ミクストメディア
インタラクティブ・インスタレーション
展示風景:「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」(2014年9月20日~2015年1月4日)、森美術館、東京
撮影:吉次史成
画像提供:森美術館、東京

くつろぎながら、六本木の街の記憶についての話を聞くリビングルーム。アーティストのリー・ミンウェイ、森美術館館長や、公募参加のボランティアがホストとなり、持参した品や写真を用いて自らの思い出やエピソードを来館者と共有します( 不定期開催)。

■《ソニック・ブロッサム》


《ソニック・ブロッサム》
2013/2014年
パフォーマンス風景:「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」(2014年9月20日~2015年1月4日)、森美術館、東京
撮影:吉次史成
画像提供:森美術館、東京

リー・ミンウェイが母親を看病した際、シューベルトの歌曲によって、気持ちが元気づけられたことに着想を得て発案された作品です。展覧会の来場者から選ばれた一人だけに、歌曲が贈り物として届けられます。

<関連リンク>

・「リー・ミンウェイとその関係展」作品紹介
(1)関係性、つながり、あいだについて考える
(2)歩く、食べる、眠る―日々の営みを再考する

・スペシャル対談:リー・ミンウェイ×片岡真実
(1)“参加するアート”とは?
(2)「ギフト」を贈ることもアートになる
(3)観客が参加することで、さらに豊かになるアート

「リー・ミンウェイとその関係展:
参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」

会期:2014年9月20日(土)-2015年1月4日(日)

「MAMプロジェクト022:ヤコブ・キルケゴール」
会期:2014年9月20日(土)-2015年1月4日(日)

カテゴリー:01.MAMオピニオン
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