まちと美術館のプログラム
つむぐプロジェクト集大成企画
トーク「つむぐ、」

日本語のみ

2018年から6年間にわたり活動をしてきた、まちと美術館のプログラム「つむぐプロジェクト」は、六本木ヒルズの20周年をひとつの道標にして継続してきました。本プロジェクトの集大成を迎えるにあたり、トークプログラムを開催いたします。

このトークプログラムでは、各プロジェクトに参画したアーティストをゲストにむかえ、過去の「つむぐプロジェクト」の記録映像や「紡話プロジェクト」の映像を鑑賞するとともに、企画協力を担った菊池宏子とプロジェクト参加者のディスカッションにより、活動の本質に迫ります。

日時
2024年3月17日(日)13:00~18:00(開場:12:30)
出演
田山達之、西原 尚、林 敬庸、松野由夏、間部百合、森下真樹、渡辺真太郎ほか
聞き手
菊池宏子
タイムテーブル
13:00~13:15
はじめに(企画者からのプロジェクト概要説明)
13:15~15:30
アーティストの視点から
出演:西原 尚、林 敬庸、松野由夏、間部百合、森下真樹
聞き手:菊池宏子
15:30~15:45
休憩
15:45~18:00
記録者の視点から
前半で「紡話プロジェクト」の作品を上映します。その後、「つむぐプロジェクト」の記録者である渡辺真太郎、田山達之とのトークを予定しています。
出演:田山達之、渡辺真太郎
聞き手:菊池宏子
17:45~18:00
終わりに

紡木プロジェクト(2018)

https://www.roppongihills.com/sp/association/tsumugu/01_tsumuki.html

松野由夏(まつの・ゆか/建築家、設計士)

建築士事務所「株式会社みかんぐみ」を経て2013年独立。独立後は設計業務の他、全国各地で土地の文脈を生かした建築、プロジェクトに携わる。2017年、株式会社メゾン一級建築士事務所を設立。主な作品に「こやまかわせみクリニック」(中部建築賞、JCDデザインアワード)、「LIFE SCHOOL阿見」(ケイミューデザインアワード)。

林 敬庸(はやし・たかつね/建築家、大工)

西粟倉村(岡山県)を拠点に、90年以上にわたり神社、仏閣、住宅などの建築物を造り続ける家業を引き継ぎ、その3代目として25年の経験を持つ。「木で創れないものはない」を理念に、日本の木造建築技術や文化を後世に伝えるために、日本各地で施工、ワークショップ、まちづくりの活動、デジタル建築なども手掛ける。2016年以降、アートプロジェクトや芸術祭などにも参加している。

紡木プロジェクト(2018)
撮影:田山達之
紡木プロジェクト(2018)
撮影:田山達之

紡音プロジェクト(2019)

https://www.roppongihills.com/sp/association/tsumugu/02_tsumune.html

西原 尚(にしはら・なお/アーティスト)

1976年生まれ。アーティスト・実践者として、サウンドアートやパフォーマンスなど「音」にまつわる表現活動を行う。身体と物とどう付き合い、発展させられるのかに関心を寄せ、知らない人、文化、習慣に触れるため国内外で活動を展開。近年の展覧会・パフォーマンスに、「Cyland Festival」(アルメニア、2023)、「熱海未来音楽祭」(熱海、2022)、「エキシビジョン・カッティングス」(エルメス フォーラム、2021)など。共訳書に『ミュージック』(H.U.オブリスト著、2015)などがある。また、恩田晃と共にCD「荒野へと」(ftarri、2020)をリリース。

紡音プロジェクト(2019)
撮影:鰐部春雄
紡音プロジェクト(2019)
撮影:鰐部春雄

紡食プロジェクト(2021)

https://www.roppongihills.com/sp/association/tsumugu/07_tsumushoku.html

間部百合(まなべ・ゆり/写真家、アートディレクター)

編集部、写真スタジオで写真のテクニックを身につける。アイデンティティやセクシュアリティを含んだ立場、分類の境界と認識について考える作品を制作。雑誌、ウェブ、広告、配信で活動。『Hello Future Fellow』をマニラを拠点とするデザイナーPau TiuとニューヨークのアーティストFelize Camilleと制作した。

紡食プロジェクト(2021)
撮影:田山達之
紡食プロジェクト(2021)
撮影:田山達之

紡舞プロジェクト(2023)

https://www.mori.art.museum/jp/learning/6287/

森下真樹(もりした・まき/振付家、ダンサー)

幼少期に転校先の友達づくりで開発した遊びがダンスのルーツ。これまでに10か国30都市以上で作品を上演、ジャンルを横断したコラボで活動の場を広げる。現在、自身のソロ「ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」(振付:MIKIKO、森山未來、石川直樹、笠井叡)や自身が主宰するカンパニー森下スタンドによる「踊れ、第九!」を展開。100人100様をモットーにワークショップや作品づくりを行う。周囲を一気に巻き込み、独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。2014年第8回日本ダンスフォーラム賞を受賞。

紡舞プロジェクト(2023)
撮影:田山達之
紡舞プロジェクト(2023)
撮影:田山達之

紡話プロジェクト(2020~2024)

https://www.roppongihills.com/sp/association/tsumugu/06_tsumuwa.html

紡話プロジェクト(2020~2024)
2022年8月公開動画 日常にあるアート 紡物語 細井麻由美編 編集:渡辺真太郎
紡話プロジェクト(2020~2024)
2022年8月公開動画 日常にあるアート 紡物語 細井麻由美編 編集:渡辺真太郎

つむぐプロジェクト映像記録担当(2018~2024)
渡辺真太郎
(わたなべ・しんたろう)

1984年生まれ。アーティスト、レーベル、美術館、教育・研究機関などと連携しながら作品制作、映像アーカイブに携わる。主な監督作に「Joan Of Arc / Your War (I’m One of You) Live in Tokyo 2014」(©&℗7e.p., Japan 2016)など。

つむぐプロジェクト写真記録担当(2018~2024)
田山達之
(たやま・たつゆき)

写真家 管洋志氏のアシスタントを経て、’95年に週刊誌の専属カメラマンをスタート。当時世間を騒がせたオウム事件をはじめ、政治、芸能、スポーツなど報道写真の撮影に明け暮れる。2001年からはフリーとなり内外の通信社や雑誌にニュース写真を寄稿。現在は企業などの広報の撮影依頼が増え、報道で培った動きの中で人々の表情を捉えるスタイルで撮影を続けている。

主催
六本木ヒルズ自治会、森美術館、森ビル株式会社
企画協力
NPO法人インビジブル 菊池宏子(アーティスト/クリエイティブディレクター)

NPO法人インビジブル 菊池宏子

アーティスト・クリエイティブディレクター
NPO法人インビジブルは、「invisible to visible(見えないものを可視化する)」をコンセプトに、アート、文化、クリエイティブの力を活用した地域再生、コミュニティ開発、教育などの領域を跨いだプロジェクトに取り組み、時代や状況に合ったカタチで、持続可能な豊かな社会を創ることを目指す活動を行う。

菊池宏子

お申し込みについて

  • 内容は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 表示料金はすべて消費税込みです。
  • 当日は、記録および広報のための写真、動画撮影を行う場合があります。ご参加の際はあらかじめご了承ください。
申込期間
2024.3.17(日) ~ 3.17(日)
会場
森美術館オーディトリアム
定員
70名(予約不要)
料金
無料(ただし、当日有効の森美術館の展覧会チケットが必要です)
お問い合わせ
森美術館 ラーニング担当
メールでのお問い合わせ
カテゴリー
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