アート・キャンプ for Under 22 Vol. 14 「6steps | 6段の階段 あいだの実践」(全2日)
「藤本壮介の建築」展関連プログラム
日本語のみ
13歳から22歳を対象にした、学校でも家庭でもない場所で現代アートについて考えるプログラム「アート・キャンプ for Under 22」。今回は国際的な文化交流を目的に、森美術館が募集する10名に加え、Asia Culture Center(韓国・光州)から大学生10名が参加し、「6steps」という6段の階段を使って動作の振付を考えるワークショップを行います。「6steps」は、振付家・ダンサーである木村玲奈さんが発起人となり、2020年から展開しているダンスプロジェクトです。
1日目は、木村さんが考える振付に合わせて「藤本壮介の建築」展を鑑賞後、エクササイズを行って身体に意識を向けてから、階段に乗ったり、中に入ったりして「6steps」を体験します。2日目は、六本木ヒルズ内の素材や大きさの異なる階段を観察し、グループに分かれて実際に階段を使った振付を考えます。身近に存在する階段を舞台にしたダンスをとおして、身体と空間の関係性を探究しながら、人々の動きをデザインする建築について思考します。
参加するみなさんへのメッセージ
みなさん階段を使う時は、その先に何か目的(地)があるのではと思います。しかし「6steps」は6段目以降どこにも繋がっていません。のぼったらおりるしかない6段の階段、そんな “間(あいだ)” に身を置いて、からだ・まち・建築・日常・表現を改めて実感したり、考えたり、話したり、創造する時間を共に過ごしましょう。
木村玲奈
- 出演
- 木村玲奈(振付家・ダンサー)
杉本音音(振付家・ダンサー) - 舞台美術
- 吉永晴彦(アーティスト)
- 対象
- 13歳~22歳
本プログラムは、初めてダンスや振付をされる方でも安心してご参加いただけます。 - 申込期間
- 2025年7⽉1⽇(火)〜7月28日(月)
- 抽選結果
- 2025年8月12日(火)までに、メールにてご連絡します。
- 実施日時
- 1日目:2025年8月19日(火)14:00~17:00(受付開始:13:45)
2日目:2025年8月21日(木)11:00~16:00(受付開始:10:45)
※全2日のプログラムです。
※全日程にご参加ください。
ワークショップスケジュール
●1日目 8月19日(火)
- 13:45
- 集合・受付開始
- 14:00
- 「藤本壮介の建築:原初・未来・森」展鑑賞
エクササイズ
「6steps」を体験 - 17:00
- 終了
●2日目 8月21日(木)
- 10:45
- 集合・受付開始
- 11:00
- 六本木ヒルズの階段を探す、観察する
昼休憩
振付を考えてみる
発表・感想の共有 - 17:00
- 終了
※8月20日(水)は、「藤本壮介の建築」展のチケットをお持ちの方は、どなたでも森美術館オーディトリアムで「6steps」(6段の階段)を体験できます。(予約不要)
お願い
・当日は動きやすい服装でお越しください。
・水分補給用の「お水」をお持ちください。展示室内の作品管理上、お水のみとさせていただきます。ペットボトル、水筒など、必ず蓋のあるものをご用意ください。美術館内では、飲み物はカバンに入れてください。
・当日体調が優れない場合はご参加をお控えください。
・その他、ご準備いただきたいものは、当選者に別途お知らせします。


6steps(シックスステップス)
6stepsは、「6段の階段」を使用した、目で見て触れて体験できるダンスプロジェクト。振付家・ダンサーである木村玲奈が発起人となり、ダンサー・WEBエンジニア・観察者・美術家・舞台制作者らと共に活動を行い、舞台芸術と社会を繋ぐプラットフォームとしての機能を模索している。木村が振付・演出する公演、演出にアーティストを招き行う公演に加え、2023年には、6steps(6段の階段)を様々な場・空間へ置き、訪れる人々と共に時間を過ごすプロジェクトを開始。多角的に場や時間、振付をひらきながら、さまざまな身体と共にダンスを探している。
木村玲奈
6steps発起人・代表。コンセプト・振付・時々出演。風土や言葉と身体の関係、人の在り方/生き方に興味をもち、「ダンスは誰のために在るのか」という問いのもと、国内外の様々な土地で創作・上演を行う。近年は、ダンスプロジェクトのリサーチャーやファシリテーターとしても、幅広い年代の身体/心と向き合う。2020年より東京郊外に「糸口」という小さな場・拠点を構え、土地や社会と緩やかに繋がりながら、発表だけにとどまらない実験と交流の場を運営している。2025年よりセゾン・フェローⅡ。
「アート・キャンプ」について
森ビルと森美術館は、世界各地のアーティストとコラボレーションし、美術館や街のなかでさまざまなプログラムを実施してきました。2018年夏よりスタートした「アート・キャンプ」は、若い世代を対象とし、学校教育のような「教える」「教えられる」の関係とは異なる環境で、森美術館や六本木ヒルズの街全体をキャンバスに、アーティストやキュレーター、アートの専門家といっしょに「現代アート」について語りあうプログラムです。学校や家庭など身の回りで起こっていることと歴史上の出来事、現在世界で起こっている社会的、政治的、文化的な事象との関連性について対話を通して考えることで、現代アートの楽しさを体験します。
- 主催
- 森ビル株式会社、森美術館
- 協力
- Asia Culture Center
お申し込みについて
- 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- お申し込み後は、当館より受付完了のメールをお送りいたします。メールが届かない場合は、お申し込みが登録されていない場合がありますので、お問い合わせください。
- 1名のお申し込みにつき、1個のメールアドレスが必要です。
- 当日は、記録および広報のための写真、動画撮影を行う場合があります。ご参加の際はあらかじめご了承ください。
個人情報の扱いに関して
- 当ウェブサイトで取得いたしますお客様の個人情報は、当社のプライバシーポリシーにもとづき利用させていただきます。
- お申し込みページではSSL暗号化通信によりお客様の情報を保護しております。
- お申し込みの方には、森美術館の最新情報を紹介する「森美術館メールマガジン」を送信させていただきます。