2011年11月22日(火)

「Sec 2メタボリズムの時代」では《中銀カプセルタワー》に注目!バーチャル鑑賞ツアー(3)

Section 2は「メタボリズムの時代」をテーマに、数々の代表的なプロジェクトが紹介されます。中でも特に注目したいのが、大谷幸夫の国立京都国際会館と黒川紀章の中銀カプセルタワービルです。
 


大谷幸夫《国立京都国際会館》
「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」展示風景、森美術館
撮影:渡邉 修

■国立京都国際会館 (大谷幸夫)
京都の北、宝ヶ池にある日本初の大規模国際会議場です。台形と逆台形をいくつも組み合わせたフォルムは、メタボリズムの増殖するイメージです。合掌造りや神社を思い浮かべますが、刈り取った稲を干す穂掛けにも見えませんか。西洋のモダニズム建築とは違った日本的な印象が強く、竣工から45年経った現在でも決して古さを感じさせません。インテリアは剣持勇が担当しています。
 


黒川紀章《中銀カプセルタワービル》 1972年 東京
撮影:大橋富夫


黒川紀章 《中銀カプセルタワービル》 部分 1972年
「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」展示風景、森美術館
撮影:渡邉 修

■中銀カプセルタワービル (黒川紀章)
メタボリズム運動のシンボル的建築として世界的にもっとも知られた存在です。工場で制作された取替え可能な住宅カプセルが140戸取り付けられ、都会で働くビジネスマンのセカンドハウスとして設計されました。10㎡という極小空間ながら、ユニットバスやAV機器、電話機、電卓など当時最先端のアイテムが組み込まれた宇宙船のようなインテリアが話題となりました。本展では、そのカプセルの実物ひとつを竣工当時のインテリアに復元して、六本木通り沿い(六本木ヒルズ内「ハートランド」横)に展示しています。
 


Section2 MAP
 

<関連リンク>

・「メタボリズムの未来都市展」バーチャル鑑賞ツアー
(1)「メタボリズム」ってなあに
(2)「Sec 1メタボリズムの誕生」では《広島ピースセンター》《農村都市計画》が見どころ!
(3)「Sec 2メタボリズムの時代」では《中銀カプセルタワー》に注目!
(4)「Sec 3:空間から環境へ」では《大阪万博》を。「Sec 4:グローバル・メタボリズム」では《スコピエ都心部再建計画》をチェック!

「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」
会期:2011年9月17日(土)~2012年1月15日(日)

展示風景「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」

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