プラネット∑

作家名 : 瀬戸桃子/Seto Momoko(1980-)
出身/在住 : 日本
制作年 : 2014
素材:ビデオ
サイズ:11分40秒(ループ)

瀬戸桃子はパリ在住の映像作家、メディアアーティスト。主に生態学や環境問題などをテーマに、マクロレンズ、スローモーション、タイムラプスを多用した特異な作風で気候変動の先にある未来に警鐘を鳴らしており、その斬新な作品群は世界中の映画祭で出品・受賞を重ねている。見る者を引き込む迫力のある映像は、すべての生命の連鎖や循環、そして宇宙の中に無数に存在する惑星の存在にまでわれわれを連れて行ってくれる。
フレノア国立アートスタジオ在籍中の短編《プラネットA》(2008年)はロッテルダム映画祭、ロカルノ映画祭等で上映。《プラネットZ》(2011年)で2012年パリファンタスティック映画祭グランプリを、《プラネット∑》で第65回ベルリン映画祭のアウディ賞を受賞。2017年、バーチャルリアリティ作品《プラネット∞》を発表し、カンヌ国際映画祭で上映。2019年、リール駅に巨大プロジェクションマッピングを実施、2021年にはフランス国立科学研究所から、高い創造性を持つ研究支援者に贈られる「クリスタル」賞を受賞。現在、2025年劇場公開をめざし「プラネット」シリーズの集大成となる長編『プラネッツ(仮題)』を、アイスランド、フランス、日本、ブラジルにて撮影中である。

《プラネットΣ》はある惑星の環境や生命の歴史を象徴する《プラネットA》《プラネットZ》に続くシリーズの3作目。氷に閉ざされた惑星の海底火山が噴火し、解凍された昆虫たちが活動を開始、菌類が成長して生態系ができる。しかし、再び海底火山が爆発すると、海は干上がり地面はひび割れ、菌類は干からび、最後には空中から大量の死んだ蜂たちが降る。蜂の絶滅は現実の地球上でも危惧されており、蜂たちを一瞬照らす強烈な光は核爆発をも想起させる。本作は、惑星における生態系、そして現代の地球における気候変動や環境問題について考えさせるのだ。

プラネット∑

作家名 : 瀬戸桃子/Seto Momoko(1980-)
出身/在住 : 日本
制作年 : 2014
素材:ビデオ
サイズ:11分40秒(ループ)

瀬戸桃子はパリ在住の映像作家、メディアアーティスト。主に生態学や環境問題などをテーマに、マクロレンズ、スローモーション、タイムラプスを多用した特異な作風で気候変動の先にある未来に警鐘を鳴らしており、その斬新な作品群は世界中の映画祭で出品・受賞を重ねている。見る者を引き込む迫力のある映像は、すべての生命の連鎖や循環、そして宇宙の中に無数に存在する惑星の存在にまでわれわれを連れて行ってくれる。
フレノア国立アートスタジオ在籍中の短編《プラネットA》(2008年)はロッテルダム映画祭、ロカルノ映画祭等で上映。《プラネットZ》(2011年)で2012年パリファンタスティック映画祭グランプリを、《プラネット∑》で第65回ベルリン映画祭のアウディ賞を受賞。2017年、バーチャルリアリティ作品《プラネット∞》を発表し、カンヌ国際映画祭で上映。2019年、リール駅に巨大プロジェクションマッピングを実施、2021年にはフランス国立科学研究所から、高い創造性を持つ研究支援者に贈られる「クリスタル」賞を受賞。現在、2025年劇場公開をめざし「プラネット」シリーズの集大成となる長編『プラネッツ(仮題)』を、アイスランド、フランス、日本、ブラジルにて撮影中である。

《プラネットΣ》はある惑星の環境や生命の歴史を象徴する《プラネットA》《プラネットZ》に続くシリーズの3作目。氷に閉ざされた惑星の海底火山が噴火し、解凍された昆虫たちが活動を開始、菌類が成長して生態系ができる。しかし、再び海底火山が爆発すると、海は干上がり地面はひび割れ、菌類は干からび、最後には空中から大量の死んだ蜂たちが降る。蜂の絶滅は現実の地球上でも危惧されており、蜂たちを一瞬照らす強烈な光は核爆発をも想起させる。本作は、惑星における生態系、そして現代の地球における気候変動や環境問題について考えさせるのだ。

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