「MAMプロジェクト035」では、米国ニューメキシコ州サンタフェを拠点に活動するブリー・ルエイを紹介します。ルエイは陶の物質性とアーティスト自身の身体性、そして手作業に焦点を当て、パフォーマティブな要素を取り入れた彫刻作品を制作してきました。代表的なシリーズに、自身の体重と同じ重さの粘土を押し広げ、引き裂き、掻き出すといった全身の動きによって成形した作品があります。身体の痕跡がそのまま刻まれたこれらの作品には個の存在や経験が反映され、その力強い動きと感情の表出は、土という素材の特性と身体的な行為を融合させた独自の芸術的実践といえます。
本展では、滋賀県立陶芸の森でのアーティスト・イン・レジデンスを経て、日本の土や陶芸史についてリサーチを行い、その成果を自身の実践と結びつけた新作を発表します。土と身体の親密な対話から生まれる作品群は、私たちの身体と大地、そして個の存在との関係をあらためて問いかけます。
《身体の開花を翻訳する、130ポンド+130ポンド》
2026年
炻器、釉薬、金具
304.8×299.7×7.6 cm
画像提供:Night Gallery, Los Angeles
※参考図版
ブリー・ルエイ
《外へと広がる、繊月、130ポンド》
2023年
炻器、釉薬、金具
196.2×189.9×8.3 cm
※参考図版
[右]
ブリー・ルエイ
《外へと広がる、新月、130ポンド》
2023年
炻器、釉薬、金具
194.9×202.6×7.6 cm
画像提供:Night Gallery, Los Angeles
撮影:Marten Elder
※参考図版
《徐々に欠けてゆく双星(130ポンド×2)》
2023年
炻器、釉薬、金具
196.8×426.7×5.1 cm
画像提供:Contemporary Craft, Pittsburgh; albertz benda, New York/Los Angeles
撮影:Reagan West-Whitman
※参考図版
《身体の開花を翻訳する、130ポンド+130ポンド》
2026年
炻器、釉薬、金具
304.8×299.7×7.6 cm
画像提供:Night Gallery, Los Angeles
※参考図版
ブリー・ルエイ
《外へと広がる、繊月、130ポンド》
2023年
炻器、釉薬、金具
196.2×189.9×8.3 cm
※参考図版
[右]
ブリー・ルエイ
《外へと広がる、新月、130ポンド》
2023年
炻器、釉薬、金具
194.9×202.6×7.6 cm
画像提供:Night Gallery, Los Angeles
撮影:Marten Elder
※参考図版
《徐々に欠けてゆく双星(130ポンド×2)》
2023年
炻器、釉薬、金具
196.8×426.7×5.1 cm
画像提供:Contemporary Craft, Pittsburgh; albertz benda, New York/Los Angeles
撮影:Reagan West-Whitman
※参考図版
ブリー・ルエイ
1982年南カリフォルニア生まれ、ニューメキシコ州サンタフェ在住。ニューヨーク大学で学士号、コロンビア大学で修士号を取得。主な個展に「Daughter, You Seem Foreign to Me」Night Gallery(ロサンゼルス、2023年)、「Some Things I Know About Being in a Body」albertz benda(ニューヨーク、2021年)、初の美術館個展となった「Movement at the Edge of the Land」ライス大学ムーディー・センター・フォー・ジ・アーツ(ヒューストン、2021年)、主なグループ展に「Strange Clay: Ceramics in Contemporary Art」ヘイワード・ギャラリー(ロンドン、2022年)、「Taking Space: Contemporary Women Artists and the Politics of Scale」ペンシルベニア美術アカデミー(フィラデルフィア、2021年)、「Crafted: Objects in Flux」ボストン美術館(2015年)など。


