SYMPOSIA

国内外で注目されているテーマをアカデミックに議論する場

アージェント・トーク018:
リサーチ・グループ OuUnPo、高山明、藤井光を招いて

日英同時通訳付

OuUnPo(オウンポ)とはヨーロッパ各地のアーティスト、キュレーター、研究者から構成されるリサーチ・グループです。さまざまな都市を訪れ、現地の研究機関やクリエイターたちと協働でワークショップ、セミナー、ミーティングなどを開催しつつ、パフォーマンスの定義や境界線について研究をしています。これまでに、ロンドンのテート・モダン、ローマの現代美術館(MACRO)、アテネのデステ現代美術財団などとのコラボレーションを実現させてきました。この6月、OuUnPoは「ゴジラとフェニックス」というタイトルのもと、約10日間の連続イベントを関東圏の様々な団体やアーティストとのコラボレーションとして開催します。 その最初のイベントとなる「アージェント・ト
ーク018」では、OuUnPoメンバーの英国人若手作家、ナターシャ・ロズリングによる参加者の声や身体を使うワークショップに続き、日本人作家、高山明と藤井光の震災に関連する作品紹介とディスカッションを行います。震災後2年、クリエイティブな活動を通じて震災や復興について考える試みが行われてきましたが、本企画はワークショップの身体的な体験と震災についての考察が融合した興味深い試みとなります。みなさまのご参加をお待ちしています。
OuUnPoの活動について:http://visionforumouunpo.blogspot.com/
http://ouunpojapan.blogspot.fr/
https://www.facebook.com/ouunpo

日時
2013年6月18日(火)18:00~21:00
出演
ナターシャ・ロズリング(アーティスト)、高山 明(演出家)、藤井 光(アーティスト)
主催
森美術館、OuUnPo(オウンポ)
プロフィール
ナターシャ・ロズリング
1985年ロンドン生まれ。ナターシャ・ロズリングは大規模なインスタレーションを制作し、パフォーマンスも行う。それらは身体を使った世界との対峙であり、目の前にある空間と個人の幻想や集合的なファンタジーとの神秘的な融合ともいえる。ロズリングは、人間に似たもの、人間でないもの、超人的なものを日常に溶け込ませることで、物理的に作られた見慣れた境界を解体し、環境、物体、アイデンティティの既成概念に挑戦する。ロンドンのヒッデ・ヴァン・セゲレン・ギャラリーをはじめ国内外で作品を発表するほか、リサーチ・グループ、ヴィジョン・フォーラムのメンバーとしても活動している。
高山 明
1969年生まれ。演劇ユニットPort B主宰。ツアーや社会実験プロジェクトなど、演劇の枠組みを超えた活動を展開。《東京/オリンピック》(はとバスツアー)、《サンシャイン62》、《個室都市東京》、《完全避難マニュアル》、《国民投票プロジェクト》、《福島―エピローグ?(光のないII)》など、現実の都市や社会に存在する記憶や風景、既存のメディアを引用する手法は、演劇の可能性を拡張する試みとして、国内外で注目を集めている。
藤井 光
1976年生まれ。美術家・映画監督。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。アートセンター、映画館だけでなく、路上、インターネット、裁判所、スクウォットの現場で映像メディアの可能性を模索する。近年の作品に《3.11アートドキュメンテーション》(2011-2013年)、《わしたちがこんな目にあって、あんたたちは得をした》(2012年)、ドキュメンタリー映画『プロジェクトFUKUSHIMA!』(2012年)、などがある。
申込期間
2013.6.18(火) ~ 6.18(火)
会場
森美術館 展示室内森美術館 展示室内ほか
定員
60名(要予約)
料金
無料(閉館後の開催につき、展覧会はご鑑賞いただけません)
カテゴリー
シンポジウム
対象
一般
タグ
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