シンポジウム「建築の可能性をめぐって―藤本壮介の建築を起点に」
「藤本壮介の建築」展関連プログラム
日英同時通訳、手話同時通訳付※手話同時通訳の申し込み終了
本展の開幕に合わせ、藤本壮介の建築思想とその実践を多角的に捉えるシンポジウムを開催します。
セッション1では、建築家の妹島和世氏と塚本由晴氏を登壇者に迎え、本展の展示内容を議論の起点に、藤本のこれまでの取り組みを振り返りながら、現代における建築の意義や今後の可能性を探ります。
セッション2では、田中仁氏、宮田裕章氏を登壇者に迎え、白井屋ホテル(2020年、群馬)や、(仮称)Co-Innovation University(2024年、岐阜)といった、両氏が深く関わるプロジェクトを手がかりに、建築と地方社会との関係、街づくりの未来について議論を深めます。
- 日時
- 2025年7月6日(日)14:00~17:00(開場:13:30)
※手話同時通訳をご希望の方は、イベント名を明記のうえ、2025年6月22日(日)までに へご連絡ください。
●セッション1
- 出演
- 妹島和世(建築家)
塚本由晴(建築家)
藤本壮介 - モデレーター
- 近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
●セッション2
- 出演
- 田中仁(株式会社ジンズホールディングス代表取締役CEO)
宮田裕章(データサイエンティスト、慶應義塾大学教授)
藤本壮介
出演者プロフィール

妹島和世(せじま・かずよ)
1981年日本女子大学大学院修了。1987年に妹島和世建築設計事務所を設立。1995年に西沢立衛とともにSANAAを設立。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞*、プリツカー賞*、芸術文化勲章オフィシエ、紫綬褒章、高松宮殿下記念世界文化賞*、RIBAゴールドメダル*などを受賞。主な建築作品に金沢21世紀美術館*、Rolexラーニングセンター*、ルーヴル・ランス*など。現在、ミラノ工科大学教授、横浜国立大学名誉教授、東京都庭園美術館館長。(*はSANAAとして)

塚本由晴(つかもと・よしはる)
アトリエ・ワン。東京科学大学大学院教授、博士(工学)。
1965年神奈川生まれ。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業。1987~1988年パリ・ベルビル建築大学。1994年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。貝島桃代と1992年にアトリエ・ワンの活動を始め、建築、公共空間、家具の設計、フィールドサーベイ、教育、美術展への出展、展覧会キュレーション、執筆など幅広い活動を展開。ふるまい学を提唱して、建築デザインのエコロジカルな転回を推進し、建築を産業の側から人々や地域に引き戻そうとしている。2022年Wolf Award Architecture Laureate受賞。

田中 仁(たなか・ひとし)
株式会社ジンズホールディングス代表取締役CEO。一般財団法人田中仁財団代表理事。
1963年群馬県生まれ。1988年有限会社ジェイアイエヌ(現:株式会社ジンズホールディングス)を設立し、2001年アイウエア事業「JINS」を開始。現在、東京証券取引所プライム市場上場。2014年群馬県の地域活性化支援のため「田中仁財団」を設立し、起業家支援プロジェクト「群馬イノベーションアワード」「群馬イノベーションスクール」を開始。2020年には、廃旅館を再生して「白井屋ホテル」を開業し、衰退が危ぶまれた地方都市・前橋のまちづくりに尽力している。

宮田裕章(みやた・ひろあき)
1978年生まれ。慶応義塾大学医学部教授。専門はデータサイエンス、科学方法論、Value Co-Creation。データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制度と連携し、5000病院が参加するNational Clinical Databaseや、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査、その他医学領域にとどまらない様々な実践に取り組む。
- 主催
- 森美術館
- 協力
- TOKYO NODE
お申し込みについて
- 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- イベントレジストのシステムを使用しています。(※イベントレジストをはじめてご利用になる方は、最初に会員登録が必要です。)
- お申し込み後のキャンセルおよび返金は承っておりません。
- 領収証をご希望の方は、お申込完了後、イベントレジストの「マイチケット」ページ内<領収証データ>ボタンをクリックしてください。領収証データが表示されます。
- 当日は、記録および広報のための写真、動画撮影を行う場合があります。ご参加の際はあらかじめご了承ください。
- 表示料金はすべて消費税込です。
個人情報の扱いに関して
- 当ウェブサイトで取得いたしますお客様の個人情報は、当社のプライバシーポリシーにもとづき利用させていただきます。