「六本木クロッシング2025展」 宮田明日鹿 出張手芸部 in 森美術館(自由参加)
「六本木クロッシング2025展」関連プログラム
日本語のみ
2025年12月3日に開幕する「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」のプレ企画として、参加アーティストの宮田明日鹿さんによる「出張手芸部」を開催します。手芸好きな人が集うこの出張手芸部での出会いとつながりが、展覧会会期中に開催される「六本木手芸部」へと発展していきます。森美術館の展示室が、ともに学び、おしゃべりをしながら手を動かすことができる空間になります。
参加される方へ
※材料、道具を貸し出しますので、手ぶらでお気軽にお越しください(編み物道具、糸などは森美術館で準備します)。
※自主的な創作活動の場です(手芸の講習会ではありません)。
※制作途中の作品や完成作品の持ち込みも大歓迎です。
※編み物、刺繍、縫物、手元で作業可能な手仕事であれば何でも制作できます。

画像提供|港まちづくり協議会

画像提供|港まちづくり協議会
宮田明日鹿さんよりメッセージ
2017年に立ちあげた『港まち手芸部』は、地域の人たちと一緒に手を動かしながら、おしゃべりを楽しむ場所として企画運営してきました。出張手芸部でも編むことや縫うことといった手仕事を通して、「家の中のことを外に出してみる」ことを試みています。そこでは、年代や立場、価値観の異なる人たちが自然に交わります。だからこそ、手芸部では「グランドルール(共通の約束)」を大切にしています。誰もが安心して過ごせるように、互いに思いやりを持ち、ちがいを尊重しあいながら場をつくっています。
出張手芸部参加の際のグランドルール
この場が、どなたにとっても安心して活動いただくために
※人種、性別、年齢、障がい、セクシュアリティなどのちがいに対する差別・決めつけをしない。
※外見や家族構成などの個人的なことに不用意にふみこまない。
※無意識のうちに誰かを傷つけてしまったら、やさしく伝え合いましょう。
※違和感やしんどさを感じたときは、企画者の宮田までご相談ください。
※筆談用紙の用意、美術館スタッフによる手話での対話のサポートを行います。
- 出演
- 宮田明日鹿(「六本木クロッシング2025」出展アーティスト)
- 日時
- 2025年9月15日(月・祝)10:30~12:30(受付開始:10:15、予約不要)
- 対象
- どなたでもご参加いただけます。
- 参加方法
- 「藤本壮介の建築」展のチケットをご購入のうえご参加ください。
・9月15日(月・祝)
事前申込不要。当日会場にお越しください。
・9月16日(火)
事前申込制。※9月16日(火)のお申し込みはこちら。
宮田明日鹿
三重県在住。テキスタイルを学び、ファッション、手芸、アートの領域を横断しながら、手編みや改造した家庭用電子編み機などを用いて作品を制作している。2017年より、手芸文化を通して町の様々な人とコミュニティを形成するプロジェクト「港まち手芸部」を開始。その後、各地で同様のプロジェクトを展開している。近年の主な展覧会に国際芸術祭「あいち2022」(2022、愛知県名古屋市ほか)、「ひらいて、むすんで」(2024、岡崎市美術博物館)、「同伴分動態」(2025、BUG)手芸部プロジェクトに、「港まち手芸部」(2017-、愛知県名古屋市)、「金石手芸部」(2021、石川県金沢市)、「有松手芸部」(2022、愛知県名古屋市)、「せんだまち手芸部」(2023、広島県広島市)、「本町手芸部」(2024、石川県珠洲市)など。
港まち手芸部
名古屋市港区にある港まちづくり協議会の提案公募型事業として採択(2017-2023)され、現在は委託事業として宮田明日鹿が運営する企画。様々な世代が集って参加者同士が「手芸、人生を学びあう場」であり「家の中のことを外に出してみる」実践として継続している活動です。

撮影|江本典隆
画像提供|港まちづくり協議会

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