国際シンポジウム「良いビエンナーレをいかにキュレーションするのか?」
日英同時通訳、手話同時通訳付
1990年代以降、ビエンナーレやトリエンナーレと呼ばれる国際展は世界各地で急増し、現在では300件以上が存在すると言われています。国際性か地域性か、都市型か地域分散型か、作家の地理的・文化的多様性への配慮など、設立の背景や地域的文脈によって多様なモデルが生まれていますが、これらをどのように評価できるのでしょうか。「良いビエンナーレ」とは何を意味するのでしょうか。自身とは異なる文化圏で国際展をキュレーションする際、何が課題となるのでしょうか。
本国際シンポジウム「良いビエンナーレをいかにキュレーションするのか?」は、文化庁の補助金により日本芸術文化振興会に設置された基金による「文化施設による高付加価値化機能強化支援事業」のもと、日本を拠点に活動する中堅・若手キュレーターの育成を目的とした「グローバル・アート・プロフェッショナル育成プロジェクト」の一部として開催されます。近年の国際展で芸術監督やキュレーターを務めた経験者を登壇者に迎え、それぞれ異なる立場からビエンナーレの意義と評価軸について議論します。さらに各自が取り組んでいるキュレーションについて改めて考察し、その基本的な構成要素とエッセンスを紐解きながら、それぞれを批評的に再検討したうえで、これまでのプロジェクトをより高度なキュレトリアル実践へと発展させることを意図しています。
- 日時
- 2026年5月29日(金)18:30~20:00(開場:18:00)
※手話同時通訳をご希望の方は、イベント名を明記のうえ、2026年5月25日(月)までに へご連絡ください。 - 会場
- 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
東京都港区六本木5-11-16 東館地下1階
アクセス:https://ihj.global/access/ - 定員
- 150名(要予約、先着順)
- 料金
- 無料
- 出演
- ウンジー・ジュー(インディペンデントキュレーター)
キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)(美術史家、キュレーター、北京インサイドアウト美術館ディレクター)
アドリアーノ・ペドロサ(サンパウロ美術館 アーティスティック・ディレクター) - モデレーター
- 片岡真実(森美術館 館長)
出演者プロフィール

ウンジー・ジュー(Eungie Joo)
インディペンデント・キュレーター
キュレーター、ライター、教育者。カリフォルニア大学バークレー校にてエスニック・スタディーズ博士号取得。展覧会制作に加え、新作の制作を通じたアーティストとの持続的な協働、言説的・パフォーマティブなプラットフォームの生成を軸にキュレーションを実践。
2017年から2024年までサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)現代美術部門キュレーター兼部門長を務める。2013年から2015年までシャルジャ・ビエンナーレ12「The past, the present, the possible」(2015年)キュレーター。2007年から2012年までニューミュージアム教育・パブリックプログラム部門ディレクター兼キュレーターを務め、「Museum as Hub」を主導。第53回ヴェネチア・ビエンナーレ韓国館「Condensation: Haegue Yang」(2009年)コミッショナー。2003年から2007年までREDCATギャラリー初代ディレクター兼キュレーターを務め、参加型スペース「Six Months: Crenshaw」(2003年)を共同設立。

キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)
美術史家、キュレーター、北京インサイドアウト美術館ディレクター
2017年より北京インサイドアウト美術館ディレクター。2012年から2015年までOCAT(深圳)アーティスティック・ディレクター兼シニア・キュレーターを務め、2013年にはミュゼイオン(イタリア・ボルツァーノ)のゲスト・キュレーター、2005年から2007年までアジア・アート・アーカイブの中国リサーチャーを務めた。2024年にはリウ・ディン(劉鼎)と共に第8回横浜トリエンナーレのアーティスティック・ディレクター、2012年光州ビエンナーレのコ・アーティスティック・ディレクター。2017年ARIAH東アジア・フェローシップ受賞、2013年テート・リサーチ・センター・アジア太平洋フェローシップ客員研究員。2011年ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞審査員。メルボルン大学にて美術史の博士号を取得。

画像提供:La Biennale di Venezia
アドリアーノ・ペドロサ(Adriano Pedrosa)
サンパウロ美術館 アーティスティック・ディレクター
2014年よりサンパウロ美術館(Museu de Arte de São Paulo Assis Chateaubriand – MASP)のアーティスティック・ディレクター。これまでに、第24回サンパウロ・ビエンナーレのアジャンクト・キュレーター(1998年)、第27回サンパウロ・ビエンナーレの共同キュレーター(2006年)を務めたほか、2005年にはサンディエゴ/ティフアナで開催されたInSite_05のキュレーター、2009年には第2回Trienal de San Juanのアーティスティック・ディレクター、およびサンパウロ近代美術館で開催された「第31回Panorama da Arte Brasileira – Mamõyaguara opá mamõ pupé」のキュレーターを務めた。2023年にはバード・カレッジよりキュレーション分野における功績を称えるオードリー・イルマス賞(Audrey Irmas Award for Curatorial Excellence)を受賞。2024年ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展のキュレーターを務めた。

片岡真実
森美術館 館長
森美術館館長、国立アートリサーチセンターエグゼクティブ・アドバイザー、京都芸術大学大学院ICA京都所長。2003年の森美術館開館時よりキュレトリアルチームをリードし、2020年に館長に就任。2007年から2009年までロンドンのヘイワード・ギャラリーにて国際キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ共同芸術監督(2012年)、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年)、あいちトリエンナーレ2022芸術監督を歴任。2027年ヘルシンキ・ビエンナーレ共同キュレーター。CIMAM(国際美術館会議)では2014~2022年に理事(2020~2022年は会長)。一般財団法人森現代芸術財団常務理事、一般財団法人福島富岡文化財団代表理事ほか、文化芸術に関わる諸委員会委員、国際芸術賞審査員、講演等多数。
- 主催
- 森美術館
- 助成
- 文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
- 運営(事務局)
- 株式会社AMCN
- 問い合わせ先
- 森美術館 ラーニング担当 メールでのお問い合わせ
お申し込みについて
- 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- お申し込み後は、当館より受付完了のメールをお送りいたします。メールが届かない場合は、お申し込みが登録されていない場合がありますので、お問い合わせください。
- 1名のお申し込みにつき、1個のメールアドレスが必要です。
- 当日は、記録および広報のための写真、動画撮影を行う場合があります。ご参加の際はあらかじめご了承ください。
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