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森美術館 アソシエイト・キュレーター、アジャンクト・キュレーター着任のお知らせ

2025.8.5(火)

森美術館はこのたび、趙純恵をアソシエイト・キュレーターとして、ヴィクター・ワンをアジャンクト・キュレーターとして迎えました。

趙は現在開催中の「MAMコレクション020:世界は小さな物語のなかに―下道基行、ヴァンディー・ラッタナ、ジャン・オー(張鷗)、ツァオ・フェイ(曹斐)」の企画を担当しています。

一方、ワンは、12月3日(水)に開幕する「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」の同時開催プログラム、「MAMプロジェクト」の企画を担当する予定です。

どうぞご期待ください。

森美術館アソシエイト・キュレーター
趙 純恵

2016年から2025年まで福岡アジア美術館学芸員として勤務。専⾨はアジア近現代美術。アジアにおけるマイノリティ当事者の美術表現に関心を寄せ、近年では、移民や移住民などを指す「ディアスポラ」の美術表現についての調査研究を⾏っている。2023年よりあいち国際芸術祭2025のキュレトリアルアドバイザー(現代美術)を務める。
これまで企画した展覧会は、「アジア美術からみるLGBTQと多様性社会」(2019年)、「福岡アジア美術館開館20周年記念展アジア美術、100年の旅」(2019年)、「メッセージ―アジア女性作家たちの50年」(2020年)、「水のアジア」(2023年)、「アジアン・フォト・ヒストリー」(2024年)(すべて福岡アジア美術館)などがある。

趙 純恵

森美術館アジャンクト・キュレーター
ヴィクター・ワン

MWOODS(木木美術館、中国)のエグゼクティブ&アーティスティック・ディレクター(2019年~2025年)を経て、2025年2月、Artspace(シドニー、オーストラリア)ディレクターに就任。このほか、バンコク・クンストハレのディレクターズ・サークル、およびオックスフォード大学付属ピット・リヴァース博物館(英国)のキュラトリアル・アドバイザリー・グループのメンバーも務める。
MWOODSで企画した重要なアーティストの個展、回顧展には、リチャード・タトル(2019年)やジョルジョ・モランディ(2020年)、坂本龍一(2021年、2023年)、マン・レイ(2021年)、ブルース・ナウマン(2022年)、サルマン・トゥール(2023年)、アン・ヴェロニカ・ヤンセンス(2023年)など。他館との共同企画展として、マルタン・マルジェラ(2022年)、フロリアン・クルーワー(2023年)、ホアン・ルイ(黄鋭、2023年)がある。その多くが、各アーティストにとって中国またはアジア初の美術館個展となった。
このほかパレ・ド・トーキョー(パリ)やテート・モダン(ロンドン)、ヴィフレド・ラム現代美術センター(ハバナ)、ナショナル・ギャラリー(ベルリン)など、世界のアートシーンを牽引する美術館と共同で数々の展覧会を企画。大英博物館が中国の私立美術館と初めて共催した企画展も手掛けた。

ヴィクター・ワン
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