旅の楽しみは「どこに行こうかな」とあれこれ悩むところから始まりますが、もしそのとき、自分が知らないだけで、魅力的な観光地が行き先の候補からもれていたとしたら？ もったいないですよね。せっかく「アラブ・エクスプレス展」で、アラブ社会の生き生きした多様性に触れたのですから、観光地としてのアラブの魅力にも目を向けてみませんか？
サーディヤット島（アラビア語で"夢の島"の意味）のルーヴル美術館模型
アートファンにおすすめしたいのは、近年、観光産業に力を入れているアラブ首長国連邦（UAE）の首都、アブダビです。世界有数の文化拠点を目指して大規模な開発を進めていて、ジャン・ヌーヴェルがサーディヤット島（アラビア語で"夢の島"の意味）にルーヴル美術館を、またフランク・O・ゲイリーがグッゲンハイム美術館をデザインし、現在建設中です。
そんなサーディヤット島では、世界中の主要なギャラリーが参加するアートフェア「Abu Dhabi Art」も11月7日～10日の期間、開催されます。
2013年建設予定のグッゲンハイム美術館の模型
世界最大級のモスク、シェイク・ザイード・モスク
他にも、今すぐ楽しめるスポットがたくさんあります。その1つが、世界最大級のモスク、シェイク・ザイード・モスク。視界を覆うほど巨大な大理石でできたモスクはどこまでも白く、青い空に対峙する姿は荘厳で、イスラム教徒でなくても畏怖の念を抱かずにはいられません。神聖な場所ですから一定のルールはありますが、入場もできます。ほかにも、珊瑚礁や沈没船が観られるダイビングや、広大な砂漠でのラクダ体験など、アクティビティもバラエティに富んでいます。
そんな魅力あふれるアブダビを拠点にしているのが、エティハド航空です。国王令によって設立されたUAEの国営航空会社としての誇りを胸に、観光客をもてなし、アブダビの評判を高めることを使命に掲げています。この志はサービスにも現れていて、2003年の設立からわずか9年にして、世界の旅行業者と旅行者が選ぶWorld Travel Awardsの「ワールド・リーディング・エアライン賞」を3年連続（2009年～2011年）で受賞しています。
気になる機内サービスは、エコノミークラスでも、幅広タイプのクレードル（ゆりかご）シートでゆったりとくつろげ、3つのコースから選べる食事の後には、大きなカップでコーヒー、カプチーノ、紅茶、緑茶、ハーブティーなどがサーブされます。また、豊富なドリンクメニューと共に、映画や音楽、ゲームなどのエンターテインメントが10.4インチの大きなタッチパネルスクリーンで楽しめ、PCや携帯電話を充電できるコンセントも各座席に完備されています。
到着後のサービスも充実していて、アブダビ国際空港から主要都市のドバイとアル・アインまでは、無料のシャトルバスで送迎してくれます。帰りはアブダビ市内とドバイでチェックインでき、荷物を預けられるので、搭乗の直前まで身軽に動けます。こうしたちょっとした気配りが、旅先ではうれしいですよね。
「エティハド」とは、アラビア語で「和合」を意味する言葉。エティハド航空は、日本とアブダビを結ぶ架け橋として、おもいやりに満ちた快適な旅を約束してくれます。
エコノミークラスでもゆったりとくつろげるシート
もしアブダビが旅の候補地として気になってきたら、今なら「アラブ・エクスプレス展」の開催を記念して、エティハド航空のアブダビ往復航空券が当たるキャンペーンを実施中ですので、ぜひ応募してください。（※受付は10/28日まで）
＜関連リンク＞
・アブダビ旅行のための正式なトラベルガイド - VisitAbuDhabi.ae
・「アラブ・エクスプレス展：アラブ美術の今を知る」
2012年6月16日（土）－10月28日（日）
・アラブに行こうキャンペーン
抽選でアブダビ往復航空券などをプレゼント中。
オンラインからお申し込みできます。10/28（日）まで。
・「アラブ・エクスプレス展」トレイラー映像（YouTube）
・インタビュー：「アラブ・エクスプレス展」南條史生編
（1）70年代当時と現在のアラブを比較して～
（2）世界が注目する、アラブの現代美術とその理由～
（3）展覧会開催が、文化外交、相互理解に繋がれば～
・インタビュー：「アラブ・エクスプレス展」近藤健一編
（1）アラブの世界の中の多様性を日本に紹介したい～
（2）本展のみどころ"黒い噴水"やアラブ・ラウンジについて
・「1分でわかるアラブ」
（1）スクリーンに映るアラブ
（2）男たちの社交場／カフェはじめて物語
（3）羊か鶏かそれが問題だ／料理にホスピタリティー
（4）悠久の遺跡がいっぱい／文明発祥の地メソポタミア
（5）美は幾何学的にあり！？／書道とアラベスク
