展覧会

Chim↑Pom展:ハッピースプリング

日本で最もラディカルなアーティスト・コレクティブ、最大の回顧展

2022.2.18(金)~ 5.29(日)

ミュージアム+アーティスト共同プロジェクト・スペース

※完全予約入替制

本スペースは、本展実現までのプロセスにおいて、作家と美術館の間でさまざまに生じた立場や見解の相違をきっかけとし、多様な観点からの議論を発展的に深めることを目的とした場所です。以下の作品の展示に加え、アーティストと現代美術館の関係、現代美術の可能性と限界の歴史、表現の自由や美術館の芸術的独立性など美術にまつわる課題からその背景にある幅広い社会課題まで、本展の制作過程で議論してきた問題について多様な専門家を招いて語っていただきます。

展示作品
《スーパーラット(千葉岡君)》(2006年)、映像作品《スーパーラット》(2006/2011年)、 Chim↑Pom from Smappa!GroupのコミッションによるEDI MAKの映像作品《ハイパーラット》(2022年)。
※トーク、プログラムの詳細は決まり次第、ウェブサイトでご案内します。

会場:
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」徒歩約10分/森美術館より移動時間約30分
開場時間:
11:00~17:00
入場料:
無料
※ただし、「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」の入場者のみ入場可能
予約方法:
ご来館当日、特設カウンター(六本木ヒルズ森タワー53階)にてお申し込みください。完全入替制。ご予約の方には入場予約券と地図をお渡しします。
特設カウンター予約受付時間:
10:00〜22:00
※⽕曜⽇のみ17:00まで
※ただし5⽉3⽇(⽕・祝)は22:00まで

トーク・プログラム

以下のトーク・プログラムのオンライン配信を予定しています。配信日時など詳細は決定次第お知らせします。

オンライン配信について

トーク・プログラムは、「MAMデジタル・プレミアム」として期間限定で有料配信いたします。

配信スケジュール:
1.「美術機関の自律性とは何か:具体的実践と課題」
期間:5月25日(水)~6月30日(木)

2.「世界の美術界が直面する課題:社会・政治とアートの関係」
期間:5月25日(水)~6月30日(木)※言語:英語、字幕:日本語

3.「表現の自由を巡る議論を開いていくために」
期間:6月7日(火)~6月30日(木)

詳細:こちら

■美術機関の自律性とは何か:具体的実践と課題

美術機関の芸術的自律性の確立のために、歴史上さまざまな試みがなされ、現在でも組織のあり方から個人の方法論まで、多様な取り組みが模索されています。本プログラムでは、美術館やアートセンターが芸術的自律性を確保するための具体的実践と課題について考察します。

出演:
会田大也(山口情報芸術センター[YCAM]学芸普及課長)
笠原美智子(アーティゾン美術館副館長)
作田知樹(文化政策研究者・実務家、Arts and Lawファウンダー・理事)
聞き手:
卯城竜太(Chim↑Pom from Smappa!Group)
近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)

■世界の美術界が直面する課題:社会・政治とアートの関係

今日、美術界では社会的、政治的、宗教的、経済的などの理由でさまざまな問題が起きています。本プログラムでは、世界各地の具体的事例を紹介しながら、その背景や解決に至る過程、課題などについて考察します。

出演:
バルト・デ・バーレ(アントワープ現代美術館館長、CIMAMミュージアム・ウォッチ)
聞き手:
片岡真実(森美術館館長)

■表現の自由を巡る議論を開いていくために

表現の自由を巡る議論は、文化産業に携わる当事者の意見や法律的見地だけでなく、非当事者だと思われがちな一般の人々の視点も交えることで、既存のステレオタイプに陥ることなく、より開かれたものにしていく必要があるのではないでしょうか。

出演:
荻野幸太郎(特定非営利活動法人うぐいすリボン理事)
作田知樹(文化政策研究者・実務家、Arts and Lawファウンダー・理事)
四方幸子(キュレーター、批評家、多摩美術大学・東京造形大学客員教授)
聞き手:
卯城竜太(Chim↑Pom from Smappa!Group)
近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
基本情報
  • シェアする
  • ツイートする
  • シェアする
  • ツイートする
  • LINEで送る