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「グローバル・アート・プロフェッショナル育成プロジェクト」特設サイト公開!

2025.9.26(金)

森美術館では、文化庁の補助金により日本芸術文化振興会に設置された基金による「文化施設による高付加価値化機能強化支援事業」の一環として、日本を拠点に活動する中堅・若手キュレーターの育成を目的とした「グローバル・アート・プロフェッショナル育成プロジェクト」に取り組んでいます。

本プロジェクトは、森美術館で開催している「藤本壮介の建築:原初・未来・森」の担当キュレーターとコーディネターを対象とした①「藤本壮介展プロジェクト」と、森美術館のキュレーターおよび館外の中堅・若手キュレーターを対象とする➁「国際展プロジェクト」の2つの基軸で展開しています。

この「国際展プロジェクト」の一環として、国際シンポジウム「建築キュレーションを建ちあげる」および、キュレトリアル・ワークショップ「建築キュレーションの解剖(Anatomy of Architectural Curation)」を実施します。キュレトリアル・ワークショップでは、建築展に携わる中堅・若手の建築家、キュレーター、研究者を対象に、建築展を企画・実施するために必要な知識や理論について学習し、国内外でのネットワーク構築を図ることで、建築キュレーション分野において国際的に活躍できる人材の育成を目指します。4日間のプログラムでは、世界的に活躍する建築キュレーターやディレクターを講師として招聘し、レクチャーやグループ・ディスカッション、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展などの国際展を想定した展示プランの作成および講評を通じて、各自の建築キュレーションについての批評的再検討を行い、プロジェクトのより高度なキュレトリアル実践への発展を図ります。
なお、2026年度の「国際展プロジェクト」では、「現代アート」に焦点を当てた展開を予定しています。

育成プロジェクトの特設サイトもオープンしました:
https://gcp.mori.art.museum/

育成プロジェクトの特設サイト
育成プロジェクトの特設サイト

10月5日に開催するシンポジウム「建築キュレーションを建ちあげる」は、国際的に活躍する建築専門のディレクターやキュレーターを迎え、建築展のキュレーションに関する最新動向や視点を紹介します。建築家の藤本壮介さんも登壇しますので、ぜひお申し込みください。

建築キュレーションを建ちあげる
建築キュレーションを建ちあげる

シンポジウム「建築キュレーションを建ちあげる」

日時
10月5日(日)15:00~18:00
申込期間
10月2日(木)まで
会場
TOKYO NODE HALL(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー46階)
料金
500円
※本プログラムにご参加いただいた方には、「森美術館オンラインチケット」で「藤本壮介の建築」展のチケットを購入時に、展覧会の料金が1000円引きとなるクーポンコードを受付にて配布します。(クーポンコード有効期限:2025年10月19日)
出演
チョン・ダヒョン(キュレーター、編集者、CAC Seoul共同ディレクター)
ジェニファー・ダンロップ・フレッチャー(サンフランシスコ近代美術館 建築・デザイン部門ヘレン・ヒルトン・ライザー・キュレーター兼部門長)
エカテリーナ・ゴロヴァチュク(建築家、研究者、GRACE共同設立者)
藤本壮介(建築家)
※出演を予定していたカーソン・チャン(建築キュレーター、ライター)は都合により、来日が中止になりました。

 詳細・お申し込みはこちら 

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