展覧会

未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか

豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何か

2019.11.19(火)~ 2020.3.29(日)

特別企画
AI×美空ひばり「あれから」

人工知能・AIを使ってNHKが美空ひばりの“神秘の歌声”の再現に挑んだ「AI美空ひばり」の新曲「あれから」。本企画では、森美術館「未来と芸術展」特設シアターにて「AI美空ひばり」のスペシャルバージョンを4K高画質で上映します。

「AI美空ひばり」は12月31日の「第70回NHK紅白歌合戦」への出場も決定しています。AIにより再現された歌声と、3D・超高精細映像によりよみがえるその姿をぜひ会場でご覧ください。

展示期間
2019年12月20日(金)~2020年2月2日(日)10:00~21:00
※会期中無休
※火曜日のみ16:00まで
※ただし12月31日(火)は21:00まで
会場
森美術館「未来と芸術展」特別シアター(六本木ヒルズ森タワー3階)
料金
無料
※ただし、当日有効の「未来と芸術展」のチケットが必要です
※六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー、森アーツセンターギャラリー「特別展 天空ノ鉄道物語」のチケットでもご覧いただけます

AI美空ひばりはこうして生まれた!

第1段階 教師データ

日本コロムビアが保管する膨大な美空ひばりの音声トラックと長男・加藤和也氏が所蔵する肉声テープがAI開発のために特別提供されました。ひばりの声の特徴が記録された貴重な教師データです。

第2段階 AI開発

歌声合成に挑んだのは、「VOCALOID: AI™」を開発したYAMAHA。100分の1秒単位に分解したひばりの声を200万の指標で解析し、ディープラーニング(深層学習)を繰り返しました。

第3段階 倍音の秘密

研究者と共に解析をすると、美空ひばりの声には一人で2つの音を同時に奏で、心を揺さぶる「高次倍音」が発見されました。AIは、その”神秘の声”に迫れるか。

第4段階 複数のAI

楽譜どおりに歌うだけでは、美空ひばりの歌世界に到達しません。そこでメインのAIのほかに、音色、ビブラートなど役割を特化した4つのAIを配置し、ひばりの完全再現を目指しました。


「あれから」

作詞:秋元 康 作曲:佐藤嘉風 編曲:野中“まさ”雄一

美空ひばり最後のシングル「川の流れのように」を手掛けた、秋元康が作詞とプロデュースを担当した新曲。広く作曲家に呼びかけ、集まった膨大な候補曲から1曲を選びました。令和の時代に美空ひばりがよみがえったら、どんなメッセージを私たちに伝えるのか? 秋元が思いを巡らし詩をつけました。これまでの楽曲にほとんどなかった「語り」の部分は、“天国のひばりが私たちに語りかけるメッセージ”が込められています。等身大で浮かび上がる映像の動作は、ひばりを師と仰ぐ、歌手・天童よしみが担当。ひばりに成り代わって「あれから」を歌い、無意識に出る動きをデータ抽出し映像へ反映しました。生前の舞台衣装を担当していたデザイナー・森英恵は、天国のひばりが舞い降りた姿をイメージし、数百枚の布を組み合わせた実物大のドレスを作り上げました。動作やドレスを解析技術によってデータ化し、ひばりの声と共にその姿の再現に挑みました。

NHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」で放送されたライブの模様をウェブサイトにてご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=nOLuI7nPQWU


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