展覧会

MAMスクリーン011:高田冬彦

2019.6.20(木)~ 10.27(日)

高田冬彦は、宗教、神話、おとぎ話、ジェンダー、トラウマ、性、BL(ボーイズ・ラブ)などさまざまなテーマを扱いながら、ポップでユーモアのある、時折エロティックな映像作品を発表してきました。人間社会の普遍的なテーマを独自に分析、批評し、誇張した高田の作品群は、荒唐無稽に見えながら、緻密に構成されています。それゆえ、ユーモラスでありながら、さまざまな問題提起をはらんだある種のカリカチュアとなっています。特に、現代社会において再考が求められている男らしさや女らしさの定義に対する批評性は顕著だといえるでしょう。
本プログラムでは、2007年から2019年までの11作品を一挙に紹介することで、高田の映像作品の多彩な魅力に迫ります。


上映作品

1 《Dream Catcher》 2018/2019年 5分25秒

2 《牧神の午後》 2015-2016年 5分27秒

3 《Love Phantom》 2017年 1分

4 《無垢の歌|健康な愛》 2019年 5分36秒

5 《偉い石プロジェクト》 2007年- 8分9秒

6 《JAPAN ERECTION》 2010年 2分7秒

7 《WE ARE THE WOMEN》 2013/2019年 8分47秒

8 《MANY CLASSIC MOMENTS》 2011年 3分17秒

9 《富士山のある部屋》 2012/2019年 2分7秒

10 《LOVE EXERCISE》 2013/2019年 9分8秒

11 《新しい性器のためのエクササイズ:#1 ホタル、#2 のびのびカルバン、#3 しぼんでいくボール》 2019年 5分20秒

※当プログラムは約1時間で、毎時00分から上映を開始いたします。(火曜日は17:00に閉館のため、16:00が最終上映となります)

※ラーニング・プログラム等実施のため、「MAMスクリーン」の上映のない時間帯があります。詳細はこちら

高田冬彦《牧神の午後》
高田冬彦
《牧神の午後》
2015-2016年
ビデオ
5分27秒
企画、制作協力:BONUS、木村覚
音楽:大谷能生
高田冬彦《牧神の午後》
高田冬彦
《牧神の午後》
2015-2016年
ビデオ
5分27秒
企画、制作協力:BONUS、木村覚
音楽:大谷能生
高田冬彦《LOVE EXERCISE》
高田冬彦
《LOVE EXERCISE》
2013年
ビデオ
13分8秒
高田冬彦《WE ARE THE WOMEN》
高田冬彦
《WE ARE THE WOMEN》
2013年
ビデオ
24分28秒
展示風景:「高田冬彦 MY FANTASIA Ⅱ」Art Center Ongoing(東京)2014年

高田冬彦

1987年広島生まれ、千葉在住。Art Center Ongoing(東京、2012、2014、2017年)、児玉画廊(京都、2013年/東京、2016年)で個展を開催。「メメント・モリ~愛と死を見つめて~」白金アートコンプレックス(東京、2013年)、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」東京都現代美術館、「Bodyscapes: new film and video from Japan」ロイヤル・カレッジ・オブ・アート他(ロンドン他、2018-2019年)などに参加。

基本情報
  • シェアする
  • ツイートする

MAMスクリーン011:高田冬彦


「MAMスクリーン011」の上映について

企画展・プログラム等実施のため、以下の日時は「MAMスクリーン011」をご覧いただけません。あらかじめご了承ください。
※日時が追加される場合もあります。ご留意ください。

タイムスケジュール

  • 6月20日(木) 開館~11:00
  • 6月22日(土) 開館~17:00
  • 6月28日(金) 19:00~閉館まで
  • 7月12日(金) 17:00~閉館まで
  • 7月16日(火) 13:00~15:00
  • 7月17日(水) 開館~13:00
  • 7月20日(土) 開館~17:00
  • 7月25日(木) 17:00~閉館まで
  • 7月26日(金) 開館~19:00
  • 7月31日(水) 開館~17:00
  • 8月1日(木) 開館~17:00
  • 8月8日(木) 開館~13:00
  • 8月11日(日) 開館~13:00
  • 8月22日(木)17:00~閉館まで
  • 8月27日(火)16:00~17:00
  • 8月29日(木)14:00~15:00
  • 9月2日(月)15:00~17:00
  • 9月3日(火)16:00~17:00
  • 10月5日(土) 開館~13:00
  • 10月17日(木) 開館~11:00

写真・動画撮影に関する注意事項

「MAMスクリーン011:高田冬彦」では、以下の条件の範囲内で作品の写真撮影が可能です。動画撮影はできません。

撮影に際して

  • 作品に触れないでください。
  • 他の鑑賞者の鑑賞を妨げるような撮影はご遠慮ください。
  • フラッシュの使用はご遠慮ください。
  • 三脚や自撮り棒の使用はご遠慮ください。
  • 動画撮影は禁止です。

撮影された写真の利用に関して

  • 撮影された作品写真は、非営利目的でのみ利用できます。営利目的には利用できませんのでご注意ください。
  • 撮影された写真に変更を加えることはできません。
  • 上記作品写真の使用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で許諾されています。
  • 撮影した写真をブログや写真共有サービスなどに利用する場合は、以下のとおり表示してください。

表記例

作家名/作品名:高田冬彦《WE ARE THE WOMEN》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

※ クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの詳細や表示については、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンのウェブサイトをご参照ください。
※撮影された作品写真に来館者が写っている場合、その写真の公表にあたって写り込んだ方の肖像権に触れる場合がありますので、ご注意ください。


「MAMスクリーン」とは?

1960年代に始まったビデオ・アートは、映像技術の革新にともなって飛躍的な発展をとげてきました。複数のメディアを融合させた映像インスタレーションも増えているなか、「MAMスクリーン」では、世界各地のシングル・チャンネル映像作品を会期中毎日上映します。映像作品を集中してじっくり鑑賞いただけるプログラムです。

  • シェアする
  • ツイートする
  • LINEで送る