ロン・ミュエク 略歴
1958年オーストラリア・メルボルン生まれ、1986年より英国在住。
映画・広告業界で20年以上働いた後、1990年代半ばに彫刻の制作を開始。1996年、ロンドンのヘイワード・ギャラリーで開催された展覧会で、ポルトガル人画家パウラ・レゴの絵画と共に彼の彫刻《ピノキオ》(1996年)が展示され現代美術界にデビュー。翌年、他界した父親を小さく表現した《死んだ父》(1996-1997年)が、同地のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された「センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト」展に出品され注目を集める。以来、ミュエクは世界各地の権威ある美術館で作品を発表。近年ではソウル、オランダのハーグで個展を開催し、今後はシドニーでの個展が予定されている。一作品を制作するために数カ月、時には数年を要することもあり、過去30年間に制作された作品総数は50点あまりしかない。

監督:ゴーティエ・ドゥブロンド
2019-2025年
ハイビジョン・ビデオ
13分

監督:ゴーティエ・ドゥブロンド
2019-2025年
ハイビジョン・ビデオ
13分